今回は、シャオミから発売された「Xiaomi Smart Band 8 Active」という、スマートバンドのレビューをしたいと思います。
まず、概要をチェック!
Xiaomi Smart Band 8 Active の概要
それでは、より詳しくレビューしていきます!
「出来ること」「出来ないこと」をチェック!
Xiaomi Smart Band 8 を詳しくレビューするまえに「出来ること」「出来ないこと」について確認しておきます。
「常時表示」や「明るさの自動調整」が必要でしたら、上位モデルの Xiaomi Smart Band 8 をチェックしてみてください。レビュー記事のリンクを載せておきます。
同梱物
- 本体
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
外観
- 1.47インチの液晶ディスプレイ
- 解像度がそこそこ高いので「通知などの文字」もしっかり読める
- バンドは柔らかいTPU素材
- バンドの付け外しは簡単
ディスプレイは、1.47インチの液晶ディスプレイ。バンド型としては標準的なサイズかと。解像度(ピクセル密度)もそこそこあるので、通知などの文字もしっかり読めます。
バンドは柔らかいTPU素材。取り外しも簡単です。お好みのバンドを別途購入して付け替えるのもありかと。
交換バンドをチェック!
交換バンドは、純正以外にも数多く販売されているので、お気に入りのバンドが見つかると思います♪
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専用のマグネット式ケーブルで充電します。公式サイトによると、フル充電は120分未満だそうです。
重量は、バンド付きで27グラム、本体のみで15グラムです。本体サイズが、そこまで大きくないので、就寝時につけたままでも気になりませんでした。熟睡できています。
保護フィルムをチェック!
「画面にキズをつけたくない!」という方は、保護フィルムもチェックしてみてください。
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基本操作
- 下にスワイプ・・・通知一覧を表示
- 上にスワイプ・・・アプリ一覧を表示
- 左右にスワイプ・・・ウィジェットを表示
- 通知一覧
-
Xiaomi Smart Band 8 Active で受信した通知が表示されます。
- アプリ一覧
-
利用できるアプリの一覧が表示されます。表示する内容は変更可能です。
- ウィジェット
-
利用頻度の高いアプリを配置することができます。例えば、天気/音楽再生コントロール/タイマーなど。
特徴
通知
- 表示できる情報量が多い
- 電話は「着信通知」と「不在着信通知」に対応
- LINEのメッセージはバッチリ、ただしスタンプは見れない…
- iPhone なら「LINE音声通話の着信」もしっかり通知される
- Google Pixel だと「LINE音声通話の着信」は、1度振動するだけ…
- いくつかのアプリは「その他」というアプリ名で通知されてしまう…
1画面に表示できる情報量が多いので、通知内容を一目でチェックできます。
電話の着信時は「送信者の名前」がしっかり表示されます。 また、 着信に出れなかった場合でも「不在着信通知」が残ります。
テキストメッセージはしっかり確認できます。スタンプの方は、相手が送信したことのみ通知されます。スタンプそのものは見れません。
iPhoneとペアリングした場合は、LINEの音声通話の着信時に「相手の名前」が表示されます。また着信中はスマートバンドが振動し続けるので「着信に気づかなかった」 ということは、まずないでしょう。不在着信通知も残ります。
(ちなみにGoogle Pixel とペアリングした場合は、LINEの着信時に1回振動するだけです。継続的に振動するわけではありません。残念…。なお、LINEではない「普通の電話の着信」は問題ありません)
下の画像でいうと、LINE や Gmail の通知はアプリ名が表示されています。一方で、Mi Store や Amazon のアプリ通知では、実際のアプリ名ではなく「その他」というアプリ名で通知されています。これは、ちょっと分かりづらいですよね…。アプリ名をしっかり表示してほしい方は、Xiaomi Smart Band 8(レビュー記事)をチェックしてください。
健康管理
- 心拍数/血中酸素レベル/睡眠 の3つは「24時間モニタリング」に対応
- ストレスは手動で測定
- 座りっぱなしが続くと、通知で知らせてくれる機能も
次の3つは、24時間モニタリングが可能です。
- 心拍数
- 血中酸素レベル
- 睡眠
バンド本体では当日分のデータを確認できます。アプリを利用すると「過去のデータ」や「より詳細なデータ」も見れます。実際にどうのようなデータが保存されるかは、次の画像で確認してください。
心拍数のデータ
血中酸素レベルのデータ
睡眠のデータ
ストレス値は手動での測定になります。
他にも、座りっぱなしの状態が続くと通知で知らせてくれる「スタンディング」の機能もあります。
(設定で有効にする必要あり)
ワークアウト
- 50種類以上のスポーツモードに対応
- 基本(7)/屋外アクティビティ(4)/トレーニング(20)/ダンス(1)/球技(12)/ウィンタースポーツ(4)/レクリエーションスポーツ(3)で合計51種類
- GPS非搭載、GPSを記録するには「スマホのGPS機能」を利用
Xiaomi Smart Band 8 Active は50種類以上のスポーツモードに対応しています。
気になる項目をクリック、もしくはタップして確認してください。
基本(7)
- 屋外ランニング
- ウォーキング
- フリースタイル
- ハイキング
- 屋外サイクリング
- トレッドミル
- 縄跳び
屋外アクティビティ(4)
- トレッキング
- トレイルラン
- スケートボード
- ローラースケート
トレーニング(20)
- HIIT
- ヨガ
- 屋内サイクリング
- エリプティカル
- ローイング
- コアトレーニング
- 柔軟性トレーニング
- ピラティス
- ストレッチ
- ストレングス
- 階段昇降
- エアロビクス
- ダンベル
- バーベル
- 重量挙げ
- バーピー
- シットアップ
- 腹筋
- 背中
- 屋内フィットネス
ダンス(1)
- ダンス
球技(12)
- テニス
- バスケットボール
- ゴルフ
- サッカー
- バレーボール
- 野球
- アメリカンフットボール
- 卓球
- バドミントン
- クリケット
- ボウリング
- ビリヤード
ウィンタースポーツ(4)
- スノーボード
- スキー
- アイススケート
- アイスホッケー
レクリエーションスポーツ(3)
- 綱引き
- フリスビー
- シャトルコック
Xiaomi Smart Band 8 Active は GPS非搭載です。GPSのデータを記録したい場合は、スマホのGPS機能を利用します。試しに、iPhone 12 mini のGPSを利用してウォーキングをしてみました。GPS以外のデータは Xiaomi Smart Band 8 Active で測定したデータです。
文字盤(ウォッチフェイス)
- 100種類以上の文字盤(ウォッチフェイス)が利用可能
- 「写真」や「画像」から文字盤を自作することも!
100種類以上の文字盤が利用できます。カテゴリーから探すことができるのも便利。
好みの文字盤が見つからない場合は、写真や画像から文字盤を自作することもできます。
音楽再生コントロール
- 再生/停止/曲飛ばし/曲戻し/音量変更の操作に対応
スマホで再生している音楽をコントロールできます。
防水性能
- 5ATMの防水性能
水深50mまでの防水性能があるので、日常使いならまず問題ないです。
ただ、注意点もあるので、公式サイトの内容を引用します。
*5ATMの防水性能の防滴等級は、プール、浅瀬、その他水深の浅い場所でのスポーツ時にもバンドを着用できることを意味します。熱いシャワー、サウナ、ダイビング時には装着しないでください。バンドを速い水流に直接さらさないでください。防水性能は永続的ではなく、時間の経過とともに低下することがあります。
https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-smart-band-8-active/
バッテリー
- 通常使用で14日間のバッテリーもち(公称値)
- わたしの使い方では「12日と8時間」連続使用ができた
- 約1時間40分でフル充電
公称値では、通常使用で14日間のバッテリーもちとなっています。
ちなみに、この「通常使用」と言うのは、次のような使い方をした場合のことを指しています。
通常使用モードの試験条件:フル充電、工場出荷時のデフォルト設定、静的表示、30分間ごとの心拍数モニタリング、高精度睡眠モニタリングオフ、動作反応画面輝度オン、メッセージ通知オン。その他の設定はすべて工場出荷時の設定。一日あたり100件の通知を受信、10件の着信通知、10秒間のバイブレーション。1日あたり200回手首を持ち上げて画面を起動、1日に1回アプリデータを同期、1日に2回手動で血中酸素レベルを測定、1週間に60分間の運動モニタリング。
https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-smart-band-8-active/
わたしの使い方では、1週間経過した時点でのバッテリー残量が42% で、その後、12日と8時間が経過したところで本体の電源が切れました。なお、健康管理系の機能は全て有効にして使用した結果です。ワークアウト機能は未使用。
健康管理系の設定内容
バッテリーをフル充電するには、約1時間40分かかります。
経過時間 | 0分 | 10分 | 20分 | 30分 | 60分 | 90分 | 100分 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バッテリー残量 | 0% | 8% | 18% | 28% | 58% | 87% | 100% |
その他の便利機能
- イベントを同期(iPhoneのみ)
- カメラ
- アラーム
- スリープモード
- 天気
- ストップウォッチ
- タイマー
- スマホを探す
- PIN
Xiaomi Smart Band 8 Active は、これらの便利機能も利用できます。
機能名をクリック or タップ して内容を確認してください。iPhoneで利用できた機能には[i]マークが、Google Pixel 7 で利用できた機能には[a]マークが付いています。
イベントを同期 [i]
Apple純正のカレンダーアプリの予定(7日間分)をスマートバンドでチェックできます。
※アプリで有効化する必要あり
カメラ [i] [a]
スマホのカメラアプリのシャッターを 「Xiaomi Smart Band 8 Active」で操作できます。通常の操作の他、タイマー(3秒/5秒)にも対応しています。
アラーム [i] [a]
アラームは最大10個まで作成できます。
スリープモード [i] [a]
スリープモードは、毎日同じ時刻に起きる方に便利な機能で次の3つをまとめて設定できます。
(曜日ごとに起床時刻が異なる、もしくは、起床時にバンドを振動させたくない場合には不要な機能)
- アラーム
- 持ち上げてスリープ解除
- DND
スリープモードでは「就寝時刻」と「起床時刻」をセットすることで、上の3つをまとめて設定できます。具体的には、就寝時刻になると、バンドの自動点灯/バイブが無効になります。そして、起床時刻になるとアラームが起動してバンドが振動します。また、同時にバンドの自動点灯/バイブが無効化が解除されます。
天気 [i] [a]
現在地の天気が確認できます。下にスクロールすると、5日間の天気、風速、湿度、の確認ができます。
ストップウォッチ(スプリットタイム)[i] [a]
ストップウォッチはスプリットタイムが測定できます。
タイマー [i] [a]
固定値として用意されているのは、1分/3分/5分/10分/15分/30分 の6種類。カスタムを使用すると、最大で23時間59分59秒まで設定できます。よく利用するタイマー(時間)を独自に作成して再利用するような使い方はできません。
バックグランドでの動作には対応していません。そのため、タイマーを使いながら他の操作をする。といったような使用方法はできません。
スマホを探す [i] [a]
スマートバンドとスマホが接続されていれば、スマートバンドからスマホを呼び出すことができます。
PIN [i] [a]
6桁の数字でロックをかけることができます。バンド本体、もしくはアプリで設定します。
仕様(比較)
「Xiaomi Smart Band 8」や「Xiaomi Smart Band 7」と比較してみます。
Xiaomi Smart Band 8 Active | Xiaomi Smart Band 8 | Xiaomi Smart Band 7 | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 1.47インチTFT(液晶) | 1.62インチ AMOLED(有機EL) | 1.62 インチ AMOLED(有機EL) |
サイズ(高 × 幅 × 厚) | 42.81mm x 25.42mm x 9.99mm | 48 mm × 22.5 mm × 10.99 mm | 46.5 mm × 20.7 mm × 12.25 mm |
解像度 | 172 x 320ピクセル、247PPI | 192 × 490 ピクセル 326ppi | 192 × 490 ピクセル、326 PPI |
輝度(明るさ) | 最大450nit以上 | 最大 600nit | 最大 500 nit |
リフレッシュレート | 30Hz | 60Hz | 30Hz |
重量 | 27グラム | 27グラム | 25グラム |
バッテリー容量 | 210mAh | 190 mAh | 180 mAh |
防水性能 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
常時表示 | ✕ | ◯ | ◯ |
自動明るさ調整 | ✕ | ◯ | ✕ |
血中酸素レベルモニタリング | ◯自動測定 | ◯自動測定 | ◯自動測定 |
心拍数モニタリング | ◯自動測定 | ◯自動測定 | ◯自動測定 |
睡眠モニタリング | ◯自動測定 | ◯自動測定 | ◯自動測定 |
ストレス測定 | △手動 | ◯自動測定 | ◯自動測定 |
発売日 | 2024年1月15日 | 2023年9月27日 | 2022年7月15日 |
価格 | 3,480円 | 5,990円 | 3,990円 |
ショップリンク | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
(画像の出典:https://www.mi.com/jp/)
- リフレッシュレート
-
公式オンラインストアに記載されていなかったため、公式サポートに問い合わせて確認した値です。
- 重量
-
バンド込みの重さで、所有している測りで測定したデータです。
- 価格
-
記事公開時点での公式オンラインショップ価格です。
使ってみて
良いところ
- とにかく安い!
- 「着信通知」や「アプリ通知」などの基本機能がしっかり利用できる
- バイブの強さがしっかりしているので「ちゃんと通知に気づける」
もう、とにかく安いです!
Xiaomiさん的には「価格を抑えたから、ぜひ試してみてください!」っていう感じなのかもしれませんが、正直安すぎて、他のメーカーさんに怒られるんじゃないかと、心配になります。笑
ここまで安いと、
「ちゃんと使えるの?」
「ポンコツなんじゃないの?」
「バイブがめっちゃ弱いんじゃないの?」
と思うかもしれませんが「着信通知」や「アプリ通知」などの基本機能は問題なく使えました。
また、バイブの振動は、他のモデル同様しっかり振動してくれたので、「バイブが弱くて通知に気づかなかった」ということは無かったです。
残念なところ
価格のことを考えると、残念な点を出すのがむずかしいのですが、あえて言うなら…
- 通知のタイトルに、アプリ名が表示されるものと、そうでないものがある
- タイマーがバックグラウンドで動作できない
という2点。
Xiaomi Smart Band 8(レビュー記事)をチェックしてください。
LINE や Gmail など、一部のアプリは通知のタイトルにアプリ名が表示されますが、そうでないアプリがいくつかあります。できれば「その他」という表示は改善してほしいところ。アプリ名をしっかり表示してほしい方は、
タイマー起動中に何か別の操作をすると、タイマーが強制終了してしまいます。「タイマーを起動したまま、他の操作をしたい」という方は注意してください。
さらに、価格を考慮しないで言うと、
- 明るさの自動調整に対応していない
- 画面の動きが少しカクカクする(30Hzのリフレッシュレート)
こういった点に不満を感じる可能性もあります。
いくつか残念な点を挙げましたが、Xiaomi Smart Band 8 Active は、3千円台という価格帯では完成品だと思います。上に挙げた内容が気になる方は、上位モデルを検討してください♪
オススメする人
- 「着信通知」「アプリ通知」これらの利用がメイン
- 健康管理機能に「ストレスモニタリング」は不要
- 「とりあえず、スマートウォッチを使ってみたい!」という方
- 「スマートウォッチに興味はあるが、自分に必要なのか分からない」という方
「着信通知」や「アプリ通知」「健康管理」など、基本的な機能はしっかり使えるので、お試し利用にはもってこいの商品です。
Xiaomi Smart Band 8 Active を使ってみて「ちょっと機能が足りないなぁ」と感じたら、上位モデルにステップアップすれば良いと思います♪
オススメしない人
次の内容に当てはまる方は、他の商品を購入された方が満足できるかと。
- 通知には「アプリ名」の表示が必須
- タイマー機能を使いながら、他の操作もしたい
- 画面の明るさは自動で調整してほしい
- 画面を操作した時にカクカクする動きをするのは嫌だ
アプリ名の表示が必須の方は、Xiaomi Smart Band 8 の方がオススメです。少しでも気になる方は、Xiaomi Smart Band 8(レビュー記事)をチェックしてください。
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