この記事では、Redmi Watch 3 Active の「良いところ」「残念なところ」について、包み隠さずレビューしていきます。
約3週間じっくり使用したので、かなり細かいところまで書いていますが、ぜひ参考にしていただければと思います♪
先に結論を言うと、
オススメしない人
- Google Fit と連携したい Androidユーザー
- Google Pixel で 楽天リンクを使用している方
- 文字盤に推しを表示したい iPhoneユーザー
まず、Google Fit と連携したい Androidユーザーの方。
Google Fit と連携をしたい方にはオススメできません。Redmi Watch 3 Active は、Mi Fitness というアプリで管理することが前提となっているのですが、このアプリは Google Fit 連携に対応していません。今後のアップデートで Google Fit 連携に対応するかもしれませんが、現時点では利用できないので気をつけてください。
ちなみに、Redmi Watch 3 Active は「Zepp Life アプリ」で管理することはできません。利用できるのは「Mi Fitness アプリ」のみです。
次は、Google Pixel で 楽天リンクを利用している方。
対象者は多くないと思いますが、以下の組み合わせでの利用を考えている方には、オススメしません。
- Redmi Watch 3 Active
- Google Pixel 7
- 楽天リンク
上の3つの組み合わせで使用した場合、楽天リンクに着信があっても Redmi Watch 3 Active で電話に出ることができません。
また、上の3つの組み合わせでPixelで通話をすると、音声が途切れてしまい通話ができなくなります。はっきり言って、この組み合わせでの利用はオススメしません。
最後は、文字盤に推しを表示したい iPhoneユーザーの方。
Redmi Watch 3 Active は、文字盤を好きな画像に変更できる機能があるのですが、これに対応しているのは、いまのところ Android のみとなっています。文字盤に好きな画像を表示したい iPhoneユーザーの方には、現時点ではオススメできません。
オススメする人
- Bluetooth通話機能を使いたい
- 画面は大きい方がいい
- バッテリーもちを重視している
- コスパを重視している
「コスパの良い Bluetooth通話機能付きスマートウォッチ」を探している方は、これ一択といっても過言ではありません。
大手メーカーのスマートウォッチが「Bluetooth通話機能付きで5千円」という商品は他に見たことがありません。はっきり言ってコスパ良すぎです。
通知機能/バッテリーもち/健康管理機能/ワークアウト/操作性など、全体的にバランスの良い作りで使い勝手が良いです。1万円以下でスマートウォッチを探しているのであれば「Redmi Watch 3 Active」を選んでおけば間違いない!と感じるくらい良いです。
注意点
「LINEの音声通話の通知」を重視する方は注意してください。Redmi Watch 3 Active は、LINE着信中に通知がない(振動しない)というデメリットがあります。
ちなみに、「LINEのメッセージ通知」はしっかり受け取れます。
あと、画面サイズがそこそこ大きいです。わたしは通知が読みやすくて好印象なのですが、好み次第で「良い」「悪い」が分かれるところだと思います。
この記事では「良いところ」「残念なところ」に書いてある内容はもちろん、その他の機能についても徹底レビューしておりますので、参考にしていただければと思います。
それでは、詳しくレビューしていきます!

同梱物

- 本体
- 充電ケーブル
- ユーザーマニュアル
外観

- 画面は1.83インチの液晶ディスプレイ(常時表示は非対応)
- バンドは内側に差し込むタイプではずれにくい
- マイク/スピーカー/サイドボタンを搭載
- 強い日差しでも充分見える明るさ
- 「サイズ感」や「重さ」は気になるかも!?
画面は1.83インチの液晶ディスプレイ(常時表示は非対応)
第一印象は、画面デカっ!
1画面で多くの情報を表示できるため、通知を確認するときのスクロールが最小限で済みます。

画面サイズが大きいので、3週間使用していて色々なところにぶつけています。今のところ目立つ傷は付いていませんが、気になる方は「保護フィルム」もあわせ購入すると安心だと思います。
>> Redmi Watch 3 Active の保護フィルムをチェック(Amazon)
バンドは内側に差し込むタイプではずれにくい
初めてこのタイプのバンドを使うと、最初の数日間はセットしづらく感じると思います。バンドの先端を内側に差し込むので、服に引っ掛けてはずれてしまうような心配はありません。慣れると便利です。ちなみに、素材は柔らかい熱可塑性ポリウレタン(TPU)です。


このタイプのバンドが苦手な方は、他のバンドをチェックしてみてください♪
>> Redmi Watch 3 Active の交換ベルトをチェック(Amazon)
マイク/スピーカー/サイドボタンを搭載
右側面に「マイク」と「電源ボタン(サイドボタン)」、左側面に「スピーカー」が搭載されています。


背面には、充電端子/センサー/ベルト取り外し用の金具があります。

同梱されているマグネット式の充電ケーブルで充電します。


充電ケーブルは1本じゃ足りないよ!という方は、追加で購入すると良いかもしれません。
強い日差しでも充分見える明るさ
ちなみに、屋外で使用すると、このように見えます。左側が「日陰での見え方」で、右側が「日向での見え方」になります。日差しが強い状況でも、明るさを、ほぼMAXにすれば充分見えます。実際には、写真よりも見やすいです。


ただ、写り込みするので、気になる方は「反射防止フィルム」も合わせて購入すると良さそうです。

サイズ感や重さが気になるかも!?
重量はベルト込みで42g とそこそこあります。睡眠データを記録したい方は「重さ」「サイズ感」は気にした方が良いかもしれません。幅の狭いスマートバンドと比べると、付けっぱなしで寝たときの違和感というか、付けている感、というのは確実にあります。ちなみに、わたしは付けたまま爆睡しています♪


特徴
Redmi Watch 3 Active の特徴をひとつずつ詳しくみていきます。
Bluetooth通話

- 電話に応答する
- 電話をかける
- 受話音量の変更
- 着信音の音量変更(通知音量と連動)
- 音質について
電話に応答する
着信時は、相手の名前が表示されます。

電話をかける
「お気に入りの連絡先」や「着信履歴」、もしくは、直接、電話番号を入力して電話します。ちなみに、お気に入りに登録できるのは10件までです。


受話音量の変更
通話中は画面下のボタンから「ミュート」や「受話音量の変更」が可能です。


着信音の音量変更(通知音量と連動)
着信音量を変更することもできます。
(着信音の音量は「通知音量」と連動しています)


音質について
Redmi Watch 3 Active の「スピーカー」「マイク」の音質はどちらも良好で実用的です。スマホでハンズフリー通話するのと同じような感覚です。
スマホのハンズフリー通話と比べると若干スピーカーの音量が小さいかな、という気はしますが、大きな影響はないと思います。
大手メーカーで Bluetooth通話機能付きとなると、確実に1万円は超えますからね。約5千円という低価格で、Bluetooth通話機能が利用できるなんて、コスパ良すぎですよ♪
一応、同じ価格帯でBluetooth通話ができるスマートウォッチはいくつかありますが、製造元が不明な商品ばかり…。世界的に有名な Xiaomi の商品であれば安心して購入できるというものです!

現時点では、サードパーティ製アプリからの音声通話は未対応。
LINE や Rakuten Link のような非純正通話アプリでの利用は保証されていません。

通知

- LINE/メール/電話 など、さまざまなアプリの通知を確認できます。
LINEのメッセージ通知
メッセージの内容はスマートウォッチで確認できます。ただし、スタンプは表示されません。スタンプ受信時は「〇〇がスタンプを送信しました」と表示されるのみ。まぁ、これで充分ですけどね!
LINEの音声通話通知
残念なのですが、LINE音声通話の着信中は通知(振動)がありません。
最も重要な「着信中の通知(振動)」がありません。
通知があるのは着信中ではなく、
- 着信の開始時(着信を受けたタイミング)
- 着信の終了時(不在着信になったタイミング)
の2回で、それぞれのタイミングでスマートウォッチが一度だけ振動します。継続的な振動がないので、着信しても気づかない可能性が高いです。
なお、iPhone と Google Pixel で動作が異なるので表にまとめておきます。
せっかくなので、LINEの音声通話だけでなく、楽天Linkの音声通話、純正アプリの音声通話も載せておきます。
iPhone | Google Pixel | |
---|---|---|
LINE音声通話 | 着信開始時の通知 着信中の通知 不在着信の通知 | 着信開始時の通知 着信中の通知 不在着信の通知 |
楽天Link音声通話 | 着信開始時の通知 着信中の通知 不在着信の通知 | 着信開始時の通知 着信中の通知 不在着信の通知 |
純正電話アプリ | 着信中の通知 不在着信の通知 | 着信中の通知 不在着信の通知 |
上の表は、記事作成時点のものです。今後、動作が変わることがあるかもしれません。
上の表の「Google Pixel」と「楽天Link音声通話」の組み合わせは、Redmi Watch 3 Active を利用する上で最悪の組み合わせです。
原因は不明なのですが、上の組み合わせで利用すると楽天Linkの通話時に音声が途切れます。しかも、まともに通話ができないほど。たまに起きるとかではなく 100%起きるのです。
Bluetoothを無効にして「Redmi Watch 3 Active」と「Google Pixel」の接続を切れば、一応、この問題は発生しなくなりました。ただ、Bluetoothを無効にすると、スマートウォッチに通知が届かなくなるので Redmi Watch 3 Active を利用する意味がなくなります…。
Google Pixel に問題があるのか、Redmi Watch 3 Active に問題があるのかは分かりませんが、とりあえず、以下の組み合わせで利用しようと考えている方は、現時点では購入しない方がいいと思います。
「Redmi Watch 3 Active」 × 「Google Pixel 7」 × 「楽天Link音声通話」
「メール」と「電話」の通知
画面が大きいのでメールの内容が読みやすい。電話の応答ボタンも操作しやすいです。



アプリによっては、スマートウォッチに表示される通知アイコンが純正のモノと異なることがあります。
例えば、LINEの通知は純正アイコンが表示されますが、Amazon の通知は謎のアイコンが表示されます。一応、アイコンの横にアプリ名(Amazonショッピング)が表示されるので不便に感じることはありませんでした。


ちなみに、公式アイコンが表示されるかどうかの判別方法ですが、下の画像に載っているアプリであれば純正アイコンで表示されると思われます。以下に含まれていないアプリは、上の画像のAmazonと同じ謎のアイコンが表示されます。一応、アプリ名は表示されるので困ることはないと思います。

バッテリー

- 最大12日間使えるバッテリー
実際のバッテリーの減り具合
心拍数/睡眠モニタリング/血中酸素濃度モニタリングを有効にして試しました。公式HPには「最大12日間使える長持バッテリー」と書いてありますが、確かにそのくらいは利用できそうです。
なお、測定した週は、いつもより通知などの使用頻度が低かったので、もう少し低めの数値が出ることがあると思います。
使用日数 | 0日目 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 |
バッテリー残量 | 100% | 91% | 87% | 84% | 80% | 76% | 70% | 64% |
充電速度
上の「バッテリーの減り具合の表」をもとに計算すると、10分充電すると1日から2日もって、30分充電すると約1週間もつことになります。充分です♪
充電時間 | 0分 | 10分 | 20分 | 30分 | 60分 | 90分 | 120分 | 130分 |
バッテリー残量 | 3% | 13% | 28% | 37% | 58% | 84% | 94% | 100% |

文字盤(ウォッチフェイス)

- 200種類以上のウォッチフェイスに対応
- 写真/画像から文字盤の自作が可能(Android)
200種類以上のウォッチフェイスに対応しているが…
200種類以上のウォッチフェイスに対応しているものの、デザインは微妙だと感じました…。低価格商品なので、期待しすぎない方がいいです。
写真/画像から文字盤の自作が可能(Android)
好みのウォッチフェイスが見つからなくても大丈夫。Android スマホであれば、お気に入りの写真(画像)から文字盤を作成することができます!
一応、iPhoneでも試してみましたが、この記事を書いている時点では利用できませんでした。今後どうなるのか分かりませんが、文字盤がカスタマイズできるのは Androidのみ。と思っておいた方が良さそうです。

健康管理機能
- 睡眠モニタリング
- 心拍数モニタリング
- 血中酸素モニタリング
睡眠モニタリング

- アプリでは、睡眠時間/睡眠の状態/睡眠の分布/平均心拍数/呼吸スコアが確認できます
睡眠モニタリングで「レム睡眠」と「呼吸スコア」も記録したい場合は、オプションで有効にする必要があります。アプリ、もしくは、本体でオプションを有効にできます。

心拍数モニタリング

- 24時間、心拍数のモニタリングが可能
- アプリでは、1日の心拍数の推移/今日のまとめ/心拍ゾーンの3種類のデータが確認できる
- 心拍ゾーンのデータは運動する方向けのデータかと思います。
(心拍ゾーンの意味は、心拍ゾーンの「もっと詳しく知る」から確認できます)

血中酸素濃度モニタリング

- 24時間、血中酸素モニタリングが可能
- アプリでは「1日の推移」「今日のまとめ」の2種類のデータが確認できる
血中酸素モニタリングは、初期設定では無効になっています。利用したい場合は、Mi Fitnessアプリ、もしくは、本体で設定を変更する必要があります。

100種類以上のワークアウト/スポーツモード
- 全100種類以上のワークアウト・スポーツモードを搭載
- 10種類のプロスポーツモードを搭載
わたしは「ウォーキング」と「縄跳び」が利用できたので満足です。下の画像は、ウォーキングで記録されるデータ項目。

ちなみに、ワークアウト中はスマートウォッチに情報が表示されます。画面右上に時刻が表示されるのも Good Point です!
(ワークアウト毎に表示される内容はことなります)

ワークアウトの種類が100個もあると、そもそも探すのが大変です…。利用頻度の高いワークアウトは、ウィジェットに登録しておくのがオススメ!ウィジェットに登録すれば、使いたいときに、すぐ呼び出せます。
音楽再生コントロール

- 再生/一時停止/曲送り/曲戻し/音量調整 が可能
スマホで再生している音楽を、再生/一時停止/曲送り/曲戻し/音量調整 することができます。
防水性能

- 5ATM の防水性能
日常生活には充分な防水性能。
公式ページには、以下のような注意書きがあるのでご注意ください。
5 ATM 防水性等級とは水深 50 メートルに相当するため、プールや砂州、浅瀬などでのスイミングのときにも装着したまま泳げます。温水シャワー、サウナ、ダイビング時には装着しないでください。水上スポーツ時には、高速の水流が直接当たらないようにしてください。防水機能は永続的ではなく、時間の経過とともに低下する可能性があります。
Redmi Watch 3 Active 公式ページ
iPhone と Android に対応
- iPhone と Android に対応
iPhone の場合は、iOS 12.0 以降。
Androidスマホの場合は、Android6.0以降に対応しています。
その他の便利機能
- タイマー
- アラーム
- ストップウォッチ
- 天気
- フラッシュライト
- スマートフォンを探す
- リモートシャッター
- PINロック
細かいですが、これら便利機能も利用できます。
スペック
サイズ | 46.94 × 38.88 × 10.94 (mm) 高さ × 幅 × 厚さ (ストラップや突出部を除くサイズ) |
重量 | 41.67 g ストラップ含む重量 |
ストラップ長さ | 135 ~ 200 mm |
センサー | 心拍数センサー/血中酸素センサー/加速度計 |
バッテリー | 容量:289 mAh |
ディスプレイ | 1.83 インチ LCD ディスプレイ 解像度:240 × 280 ピクセル 輝度:最大 450 nit |
マイク | あり |
スピーカー | あり |
互換性 | Android 6.0 または iOS 12.0 以降を搭載したスマートフォンに対応 |
防水 | 5 ATM 防水性能 |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
同梱物 | 本体/マグネット充電ケーブル/ユーザーマニュアル(保証書を含む) |
本体カラーは2種類
本体カラーは2種類
購入できる純正ベルトは2つ
まとめ
良いところ/残念なところ
オススメしない人/オススメする人
オススメしない人
- Google Fit と連携したい Androidユーザー
- Google Pixel で 楽天リンクを使用している方
- 文字盤に推しを表示したい iPhoneユーザー
管理アプリ(Mi Fitness)が Google Fit に対応していないので、Google Fit 連携を重視している方は、やめた方がいいと思います。今後のアップデートで Google Fit 連携が利用できるようになるかもしれませんが、現時点では対応していません。
ちなみに、Redmi Watch 3 Active は「Zepp Life アプリ」で管理することはできません。利用できるアプリは「Mi Fitness」のみです。
Redmi Watch 3 Active を絶対にオススメしない人は、Google Pixel で 楽天リンク を利用している方。この方は、本当にやめた方がいいです。「通知」のところでもお伝えしましたが、
- Redmi Watch 3 Active
- Google Pixel 7
- 楽天リンク
この組み合わせで利用すると、通話時に音声が途切れるようになり、まともに通話ができない状態におちいります…。
(音の途切れの対象方法は、この記事の冒頭でお伝えしました。対処方法が気になる方は、ページ冒頭まで戻ってご確認ください)
iPhoneユーザーの方は、文字盤(ウォッチフェイス)のカスタマイズできません。文字盤に好きな画像を表示したい方は別の商品を検討した方がいいかと。
注意点
デメリットはいくつかありますが、大きく影響しそうなのは、LINE音声通話の着信中に通知(振動)がない点。LINE着信中に通知がないというのは残念ですが「不在着信通知」は受け取れるので、許容範できるのではないかと思います。
正直、このデメリットよりもメリットの方が大きく感じます。
オススメする人
- Bluetooth通話機能を使いたい
- 画面は大きい方がいい
- バッテリーもちを重視している
- コスパを重視している
大手メーカーで Bluetooth通話機能付きとなると、確実に1万円は超えます。一部メーカーでは、3万円/4万円はあたりまえですからね。それが、約5千円で利用できるわけですから、かなりコスパがいいです♪
また、大画面で通知が読みやすいうえ、バッテリー持ちまで良いときたら、もう迷うポイントがありません。Bluetooth通話機能を重視する方でしたら、現時点では Redmi Watch 3 Active 一択です。
弱点がないとは言えませんが、今まで利用してきた「1万円以下のスマートバンド(スマートウォッチ)」の中で、機能性/操作性がとても優れている商品のひとつです。LINEに関するデメリットが許容できる方には、オススメです♪

補足:購入者向けの情報
使い方に関する記事も書いております。
良かったら参考にして下さい♪

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