今回は、2024年10月10日に発売された Xiaomi の「Redmi Watch 5 Active」というスマートウォッチのレビューをします。
この記事では、約4週間しっかり使い込んで分かったことをお伝えします。
良い点だけでなく、残念な部分もすべて書いておりますので、購入を検討されている方はぜひチェックしてください。
なお、この記事の内容は Google Pixel とペアリングして使用した結果をもとにしています。iPhoneで使用すると異なる部分があるかもしれませんのでご了承ください。
概要
- 特徴
-
低価格ながら「Bluetooth通話」にも対応している、コスパの高いスマートウォッチ。
なお、同日に発売された上位モデルの Redmi Watch 5 Lite は、GPS搭載で常時表示にも対応しています。
GPSや常時表示が不要なら 今回レビューする「Redmi Watch 5 Active」を選択。GPSや常時表示が必須なら「Redmi Watch 5 Lite」という感じで選ぶと良いと思います。
- カラー
-
- ミッドナイトブラック
- マットシルバー
- 対応OS
-
- Android 8.0以降
- iOS 12.0以降
どちらもスマートフォンのみ対応
- 価格
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3,980円(公式ショップ)
- 発売日
-
2024年10月10日
- ショップ
-
Amazon / 楽天市場 / Yahooショッピング / 公式ショップ
出来ること/出来ないこと
Redmi Watch 5 Active を詳しくレビューする前に「出来ること」と「出来ないこと」を確認しておきます。
「電子決済」や「アプリの追加インストール」など、高機能スマートウォッチに搭載されているような機能は利用できませんが、「Bluetooth通話」や「通知チェック」などの基本機能はすべて利用できます。
- スマートウォッチを試してみたい
- 必要最低限の機能で充分
という方には、とても魅力的な製品だと感じます。
それでは、詳しくレビューしていきます!
内容物
- 本体(Redmi Watch 5 Active)
- マグネット式充電ケーブル
- 取扱説明書(保証書を含む)
本体/充電ケーブル/取説の3つが同梱されています。
外観
それでは、外観をチェックしていきます!
ディスプレイ
- 2インチの液晶ディスプレイ
- 解像度:320 x 385
- ピクセル密度:250PPI
2インチの液晶ディスプレイ。画面サイズが大きいので表示できる情報量が多いです。腕の細い方ですと、大きく感じるかと思います。
保護フィルムをチェック
画面を傷つけたくない方は、保護フィルムも一緒に購入しておくと良いかもしれません。
ストラップ
ストラップはTPU素材でとても柔らかいです。
内側に通して装着するタイプになっています。好き嫌いがはっきり分かれると思います。
金属のつまみをスライドさせると簡単に外せます。22mm幅のベルトであれば、他のベルトに付け替えが可能です。すぐ下に検索用のリンクを載せておきます。
交換ベルトをチェック!
次の2つを満たしていれば、基本的に交換可能です。特殊な形状をしているもは取り付けできないこともあります。
- クイックリリース式(金属のつまみで付け外しするタイプ)
- 22mm幅
背面
(背面にはスピーカーやマイクもあります)
側面
右側面には「サイドボタン」が搭載されています。左側は何もありません。
屋外での見え方(視認性)
写真では分かりづらいですが直射日光でも、はっきり見えます。
重量
本体のみで31g。ストラップ込みで45gとなっています。付けたままでも寝れますが、毎日、睡眠の記録をとるのなら、Xiaomi Smart Band 9 くらいのサイズの方が無難かと思います。一応、下にレビュー記事を載せておきます。
基本操作
タッチ操作
- 下にスワイプ
-
通知
- 左右にスワイプ
-
コントロールセンター
(使用頻度が高そうな機能が配置されている。編集不可) - 上にスワイプ
-
ウィジェット
(使用頻度の高い機能を自分で配置できる。編集可)
ボタン操作
- 1回押し
-
機能一覧
- 長押し
-
Alexa
特徴
Bluetooth通話
着信中は相手の名前が表示され、不在着信になると通知が残ります。
連絡先/履歴/キーパッドの3つの方法で電話がかけられます。
通話中は、ミュート/終話/音量調節/キーパッド入力の操作が可能。
通知
- 画面が大きくて文字が読みやすい
- LINEのテキストメッセージは◯
- LINEのスタンプや画像は△
- LINEの着信通知は△
- 受け取る通知は細かくコントロールできる
- 通知にはアプリの公式アイコンが表示される
画面だけでなく、文字サイズも大きめなので読みやすいです。
テキストメッセージは内容が見れますが、スタンプと写真は相手が送信してきたことのみが通知されます。
Google Pixel とペアリングすると、LINEの着信時に、本体が一度だけブルブルと振動します。その後、不在着信になるともう一度振動して不在着信通知が届きます。着信中は振動し続けないので、LINEの着信通知を重視する方はご注意ください。
(iPhoneとペアリングした場合の動作は、今後確認予定です)
(iPhoneも同様に設定できるかは未確認)
(iPhoneとペアリングした場合については今後確認予定ですが、今までの経験上、iPhoneだと多くのアプリで公式アイコンが表示されないと思います。汎用アイコンが替わりに表示される)
ワークアウト
- 140種類以上のワークアウトモードに対応
- GPSは非搭載
- ワークアウトの「自動検出の機能」は検出のみ。記録の開始は手動。
Redmi Watch 5 Active は「140種類以上のワークアウト」に対応しているそうです。
GPS非搭載なので、位置情報を記録したい場合はスマホのGPS機能を利用します。試しに Google Pixel のGPSで試してみました。下の画像はウォーキングの結果です。位置情報はスマホのGPSデータです。
なお、ワークアウトの自動検出という機能があるのですが、これは名前の通り検出するだけの機能です。自動的に記録してくれるような機能ではありません。記録の開始は手動で行います。
健康管理
- 24時間モニタリング(心拍数/血中酸素濃度/ストレス)
- 睡眠モニタリング
- Google Fit 連携に対応
心拍数/血中酸素濃度/ストレスの3つは、24時間モニタリングが可能です。当日のデータは手元で確認できます。過去のデータは、アプリで確認します。
睡眠のモニタリングに対応。当日のデータは手元でチェックできます。過去データの確認は専用アプリで行います。
Google FIt連携に対応しています。ただし、歩数が反映されるのはワークアウトで記録したデータのみでした。ワークアウト機能を使用していない間の歩数は反映されないので注意してください。他の項目も似たようなことがあるかもしれません。
文字盤(ウォッチフェイス)
- 200種類以上の文字盤
- オシャレな文字盤は無さそう…
- お気に入りの「写真」や「画像」から文字盤が作れる
Mi Fitnessアプリから、200種類以上の文字盤がインストール可能。
すべての文字盤をチェックした訳ではないですが「この文字盤めっちゃ良い!」と感じるデザインは見当たりませんでした…。デザインにこだわる方は CMF Watch Pro 2 の方が良さそうです。一応、レビュー記事のリンクを載せておきます。
文字盤のデザインにこだわるなら CMF Watch Pro 2
提供されている文字盤に気に入ったデザインが見つからない場合は、写真や画像から文字盤を作るのがおすすめです!カスタムカテゴリーの文字盤(全5種類)なら、背景画像を差し替えることが可能!
バッテリーもち
- 標準使用で「最大18日間」のバッテリーもち
公称値では、標準使用で最大18日間のバッテリーもちとなっています。
ちなみに、標準使用というのは次のような使い方を指しています。
標準使用
標準使用モードのバッテリー持続時間最大18日間の試験は、工場出荷時のデフォルトに設定された、ダイヤルが静止状態でフル充電されたウォッチで行いました。高精度睡眠モニタリング、睡眠呼吸品質モニタリング、終日ストレスモニタリング、終日血中酸素モニタリングはオフでした。毎日10分ごとの心拍数検出とメッセージ通知(1日に100通のメッセージ、2回の通話、3回のアラーム)はオンでした。1日に200回手首を上げて画面を表示し、1日1回手動でアプリのデータを同期しました。毎週15分間のBluetooth通話を行い、毎週90分間エクササイズの記録を行いました。
https://www.mi.com/jp/product/redmi-watch-5-active/
Alexa(アレクサ)
- Alexaに対応
- 応答はテキストのみ
- 設定してから数時間経つとAlexaが応答しなくなる
Mi Fitnessアプリでの設定が必要ですが、設定を行うことで Alexa が利用できます。
下の画像は、Alexaでタイマーをセットしているところ。
ちなみに、Alexaの設定後、数時間経つと応答しなくなります。一度、このようになると、再設定が必要です。数時間おきにこの作業が必要になるので、Alexaの機能は無いものと思った方が良いかと。Alexaを重視する方は、他のブランドのスマートウォッチを検討することをおすすめします。
その他の便利機能
- 天気
- カレンダー
- イベント
- タスク
- 音楽
- カメラ
- アラーム
- 集中(ポモドーロタイマー)
- ストップウォッチ
- タイマー
- 世界時計
- スマホを探す
- 懐中電灯
Redmi Watch 5 Active には、このような便利機能も用意されています。
なお、OS や 端末により、利用できる機能が異なるようですので、必須の機能がある場合は使用している端末で利用できるどうか確認してください。
仕様
Redmi Watch 5 Active | |
---|---|
ディスプレイ | 2インチのスクエア型LCDディスプレイ (液晶ディスプレイ) |
サイズ(高 × 幅 × 厚) | 49.1mm x 40.4mm x 11.4mm *高さ、幅、厚さの寸法はストラップや突出部を除く |
解像度 | 320 x 385 ピクセル |
ピクセル密度 | 250PPI |
輝度(明るさ) | 不明 |
リフレッシュレート | 不明 |
重量 | 30.6g(付属のストラップは含まず) |
バッテリー容量 | 470mAh |
バッテリーもち | 通常使用:最大18日間 |
Bluetooth通話 | ◯ |
常時表示 | ✕ |
自動明るさ調整 | ✕ |
血中酸素レベルモニタリング | ◯ |
心拍数モニタリング | ◯ |
睡眠モニタリング | ◯ |
ストレスモニタリング | ◯ |
GPS内蔵 | ✕ |
防水性能 | 5ATM |
オペレーティングシステム | Xiaomi HyperOS |
対応OS | Android 8.0以降またはiOS 12.0以降を搭載したスマートフォンにのみ対応 |
アプリ | Mi Fitness |
発売日 | 2024年10月10日 |
使ってみて
良いところ
- Bluetooth通話ができて「3,980円(公式ショップ)」
- 大画面で文字サイズがそこそこ大きい
Xiaomi製品は、もう、とにかく価格が安いです。
(他のブランドが可哀想😅)
- とりあえず、スマートウォッチを使ってみたい方
- 必要な機能が明確で価格を抑えたい方
このような方には、ピッタリなんじゃないと思います!
残念なところ
- Alexa の設定をしても数時間で応答しなくなる
Alexaを利用できるように設定しても、数時間経過すると全く反応しなくなります。Alexa重視で購入を検討さている方は、なるべく多くのレビューを確認してください。個人的には、Alexa目的での購入はおすすめできない。というのが正直な印象。
気になるところ
- 通知音が響くことがある
- 画面が大きすぎるかも!?
通知音が響くことがある
毎回という訳ではないのですが、通音を有効にしていると、通知音がビリビリと響くことがあります。音割れのような感じで響くので不快に感じるかもしれません。わたしは通知音をオフにする派なので問題ないのですが、通知音をオンにする派の方は、この点は注意してください。
というか、通知音をオンにする方は、別の商品を選んだ方が無難かと。
画面が大きすぎるかも!?
Redmi Watch 5 Active は画面サイズが大きく、表示できる情報量が多いのがメリット。
しかし「手首が細い方」や「手首周りがピタッとしている服装が多い方」にとっては、このサイズ感はデメリットになると思われます。
ゴツいのが気にならない方。もしくは、ゴツいのが好き!という方には良いと思います。
表示できる情報量が多いのは便利です!
さいごに
「残念なところ」や「気になるところ」の内容が気にならなければ、Redmi Watch 5 Active はコスパの良いスマートウォッチとしておすすめです。
- 保護フィルム
- 交換バンド
これらのアクセサリー類のリンクも載せておきます。
必要な方は、チェックしてください。
紹介した商品はこちら
Redmi Watch 5 Active
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- クイックリリース式(金属のつまみで付け外しするタイプ)
- 22mm幅
この2つを満たしていれば、基本的に交換可能です。特殊な形状をしているもは取り付け不可なこともあります。
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