EarFun Wave Pro X レビュー|iPhoneとMacで音質・ノイキャン・使い勝手を検証

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※商品提供いただきレビューしています

今回レビューするのは、2026年10月13日に発売されたEarFunの最新ワイヤレスヘッドホン EarFun Wave Pro X。

主な特徴は、

  • 同軸デュアルドライバーによる音づくり
    40mmと10mmの2つのドライバーを同軸上に配置。力強い低音と繊細な高音を両立する設計。
  • 環境に合わせてノイズを抑えるANC
    周囲の状況に応じてノイズ低減を調整する、AI適応型ハイブリッドANCを搭載。
  • LDAC・aptX Losslessに対応
    対応するデバイスで高音質なワイヤレス再生を楽しめる。
  • 音を共有できるAuracastに対応
    対応する送信機からの音声を受信し、同じ音を楽しめるAuracastに対応。
  • パラメトリックEQで細かな音質調整が可能
    専用アプリで周波数や範囲を選び、自分好みの音に調整可能。

(LDAC・aptX Lossless・Auracastの利用には、接続する機器側が対応している必要がある)

そのほか、最大90時間の再生(ANCオフ)、2台同時接続のマルチポイント、USB-C・AUXによる有線接続、通話時のノイズを抑えるAI搭載cVcに対応。

この記事では、EarFun Wave Pro X を iPhoneやMacとペアリングしてレビューしています。音質/通話テスト/マルチポイント使用時の動作/アプリの使い勝手など、詳しく伝えていますので参考にしてください。

主な仕様は以下のとおりです。

項目内容
製品名EarFun Wave Pro X
ドライバー40mm +10mm(同軸デュアルドライバー)
接続方法Bluetooth/USB-C /AUX
再生時間最大90時間(ANCオフ)/最大50時間(ANCオン)
急速充電15min = 10h
コーデックLDAC、aptX™ Adaptive、aptX™ Lossless、aptX™ HD など、
通話8マイク+ AI搭載cVcノイズキャンセリング
マルチポイント対応2台
Bluetoothバージョン6.0
重量259g
専用アプリEarFun Audio
その他LE Audio、Auracast™、Google Fast Pairに対応

出典:EarFun日本公式製品ページ

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今回紹介する商品

目次

内容物と外観

内容物

  • EarFun Wave Pro X本体
  • キャリーケース
  • USB-C充電ケーブル
  • 3.5mm AUXオーディオケーブル
  • 取扱説明書
スクロールできます

本体の外観

ハウジングには航空機用アルミニウム合金を採用し、表面にはCDパターン加工が施されています。高級感のある仕上がりです。

ヒンジ部分には、PBTとPCの複合素材を採用。軽さと高い剛性を両立した構造とのことです。

ヘッドバンドには布地を使用。見た目がオシャレで個人的には好きですね。

右側には電源・音量・NCの各ボタン、3.5mmオーディオジャックを搭載。左側のUSB-Cポートは、充電だけでなく有線での音声再生にも対応しています。

ボタンの操作性は良好で、使っていて押し間違いや誤操作はありませんでした。

装着感

イヤーパッドは柔らかくフカフカ。側圧もきつすぎず、緩すぎず、ちょうどよい着け心地です。1時間の連続使用でも頭が痛くなることはなく、メガネを着けたままでも快適でした。

音質

基本的には、低音から高音までフラットな音質に感じます。
そのうえで細かな音の傾向に注目すると、中高音から高音あたりがやや強調されていて、曲によってはキンキンまでいきませんが、気になります。あとは、中低音が気持ち控えめに聞こえました。

ボーカルは明瞭で、こもった感じはありません。

EQに関しては、専用アプリの「EarFun Audio」で設定可能です。直感的に設定できる機能や、細かく調整できるパラメトリックEQまで用意されています。詳しくは、後半のアプリの項目で紹介します。

ANCと外音取り込みの使い心地

ANCは実用的。ただし「車の走行音」や「人の声」は通る

交通量の多い場所でANCを最大にして試したところ、体感では周囲の騒音が5〜7割ほど小さくなりました。音の種類によって効き方は変わりますが、そこまで気にならない程度には抑えられます。ただ、音楽を再生していても車の走行音や人の声はある程度残るため、完全に静かになるわけではありません。

※5〜7割という数値は測定結果ではなく、実際に聞いた感覚です。

AirPods Pro 3とのノイキャンの比較

普段使っているヘッドホンはANC非対応なので、参考としてAirPods Pro 3と比べてみました。個人的には、EarFun Wave Pro Xのノイキャンは、AirPods Pro 3より1〜2段ほど控えめに感じます。

ヘッドホンとカナル型イヤホンでは、装着方法や遮音性も異なるため単純な比較は難しいですが、使い比べた際の聞こえ方として参考にしてください。

外音取り込みは、違和感が少なく実用的

外音取り込み時は、「サー」というホワイトノイズは目立ちますが、外音取り込みの聞こえ方としては、違和感は少ないです。外の音を確認したり一時的に会話する用途としては、十分実用的です。

風切り音低減は効果を実感

屋外で風切り音が気になった際に、ANCの設定にある「風切り音低減」を試してみましたが、これを有効にすると、気になる風切り音がかなり軽減しました。

「風切り音低減」の機能は、これまでほとんど効果がないものが多かったので、違いをはっきり感じられて、ちょっと感動しました。

アプリ:EarFun Audio

専用アプリ「EarFun Audio」では、EarFun Wave Pro Xの音質やボタン操作を自分好みに調整できます。

アプリで設定できること

主な設定項目は以下のとおり。

  • モード切り替え:ノーマル/外音取り込み/ノイズキャンセリング
  • ゲームモードのオン/オフ
  • EQによる音質調整
  • ボタンに割り当てる機能の変更

アプリからファームウェアのアップデートも可能です。購入後は、更新がないかチェックしておくとよいでしょう。

物理ボタンのカスタマイズ

カスタマイズできるのは、+ボタン、−ボタン、NCボタンの3つ。
+/−ボタンは1回押し・長押し。NCボタンは1回押し・2回押し・長押しに割り当てる機能を変更できます。

初期設定では、NCボタンの2回押しと、通話時の長押しには機能が割り当てられていません。使いたい機能があれば、この画面から設定しておくと便利です。

最初に行ったカスタマイズを紹介

初期設定では、NCボタンを押すたびに、ノーマル/外音取り込み/ノイズキャンセリングの3つのモードを切り替えます。

個人的にはノーマルモードを使わないので、切り替え対象から外しました。これで、外音取り込みとノイズキャンセリングを交互に切り替えられます。

設定するには、EarFun Audioアプリで「ボタン機能のカスタマイズ」を開きます。あとは、下の画像の手順でノーマルモードを切り替え対象から外せば完了です。

EQで音質を調整

アプリでは、EQの設定方法が5つ用意されています。手軽に設定するなら「パーソナルサウンド」や「プリセットイコライザー」がおすすめ。自分で細かく調整したいなら「カスタムイコライザー」や「パラメトリックEQ」が良さそうです。聴力に合わせて調整できる「適応イコライザー」も便利です。

  • パーソナルサウンド
    サンプルの楽曲を聴きながら、好みのサウンドを選んで設定していく。
  • プリセットイコライザー
    音楽のジャンルごとに用意されたプリセットから選択。
  • カスタムイコライザー
    10個の周波数帯ごとに音量を調整。
  • 適応イコライザー
    聴力テストのように、音が聞こえるかどうかを帯域ごとに確認しながら設定していく。
  • パラメトリックEQ
    調整したい周波数や範囲の広さ(Q値)、フィルターを選んで細かく調整。

通話テスト

屋内の静かな環境で、EarFun Wave Pro X の通話性能(マイク性能)を試しました。通話相手によると、音声に問題はなかったとのこと。

以下は、サンプルとして通話音声を録音したものです。

※スマホのスピーカーから再生された通話音声を、レコーダーで録音しています。

マルチポイント

マルチポイント接続時の動作

iPhoneとMacを同時に接続して試したところ、先に再生しているデバイスが優先されました。もう一方で再生を始めても割り込みは起こらず、元のデバイスで再生が続きます。

再生先を切り替えるには、次の順番で操作します。

  1. 再生中のデバイスで音楽や動画を一時停止する
  2. 切り替え先のデバイスで再生を始める

切り替え時の待ち時間はほとんどなく、すぐに再生が始まりました。

マルチポイント接続の設定手順

1台目のデバイスとの接続手順(iPhone・初回ペアリング時)

  1. 本体の電源ボタンを2秒間長押しして、電源を入れる
  2. ヘッドフォンから「パワーオン」「ペアリング」の音声案内が流れる
  3. iPhoneの「設定」アプリを開く
  4. 「Bluetooth」をタップし、Bluetoothが有効になっていることを確認する
  5. 画面下の「その他のデバイス」に表示された「EarFun Wave Pro X」をタップする
  6. 「自分のデバイス」に「EarFun Wave Pro X」が追加され、「接続済み」と表示されたら完了

2台目のデバイスとの接続手順(Mac)

2台同時に接続するには、EarFun Audioアプリの「デュアルデバイス接続」を有効にしてから次の操作をします。なお、今回確認した環境では、初めから有効になっていたため「デュアルデバイス接続」の設定変更は不要でした。

  1. ヘッドホンの電源が入った状態で、NCボタンを2秒間長押しする
  2. ヘッドフォンから「ペアリング」の音声案内が流れる
  3. Macの「システム設定」を開く
  4. 「Bluetooth」をクリックし、Bluetoothが有効になっていることを確認する
  5. 画面下のデバイス一覧に表示された「EarFun Wave Pro X」の右側にある「接続」をクリックする
  6. 「自分のデバイス」に「EarFun Wave Pro X」が追加され、「接続済み」と表示されたら完了

良い点/気になる点

良い点

  • ボーカルが明瞭で、こもりの少ない音質
    低音から高音までしっかり聞こえ、こもりを感じないクリアな音。
  • 1時間の連続使用でも快適な装着感
    イヤーパッドが柔らかく、側圧もソフト。メガネを着けたままでも、頭が痛くなることなく長時間使用できました。
  • 実用的なノイキャン性能
    騒がしい環境ではノイズを完全に消すことはできないものの、そこまで気にならない位にはなる。音の種類にもよりますが、体感ではノイズの音量が5〜7割ほど削減される印象。
    ※測定値ではなく、実際に聞いた感覚。
  • 違和感の少ない外音取り込み
    外音取り込み時に聞こえる「周囲の音」や「自分の声」に違和感が少なく使いやすい。
  • 風切り音低減の効果を実感
    屋外で気になっていた風切り音がかなり軽減。切り替えによる効果をはっきり感じられた。
  • EQもボタン操作も、自分好みにカスタマイズ
    初心者でも直感的にEQを設定できるパーソナルサウンドから、上級者向けのパラメトリックEQまで対応。ボタン操作はカスタマイズが可能で、操作性も良好。
  • 通話性能
    今回試した「屋内の静かな環境での通話」では、通話相手から音声に問題はないとの評価。

気になる点

  • ノイキャンを最大にしても「車の走行音」や「人の声」はある程度聞こえる
    交通量の多い場所では、音楽を再生していても車の走行音がある程度聞こえます。騒音は抑えられるものの、完全な静けさにはならない。何よりもノイキャン性能を重視する人は、より上の価格帯の製品を検討した方が良いかも。
  • 外音取り込みでは高音の持ち上がりとホワイトノイズが気になる
    外音取り込みモードでは、高音が少し強めに聞こえ「サー」というホワイトノイズが目立ちます。ただ、これは他の製品でも同じようなことは起きるし、静かな環境でなければ、それほど気にならないとは思う。

今回紹介した商品

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この記事を書いた人

最近、コスパの良いスマートバンドにハマっている、ガジェット好きブロガーです。Twitterでも情報発信しています。ブログの更新情報が届きますので、ぜひフォローお願いします。

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