今回は、2024年11月14日に発売された「Xiaomi Smart Band 9 Active」というスマートウォッチのレビューをします。
「良い点」だけでなく「残念な点」についても書いておりますので、購入を検討中の方は、ぜひチェックしてください!
なお、この記事では「Xiaomi Smart Band 9 Active」を Google Pixel 7 とペアリングしてレビューしています。他のAndroidスマホ や iPhone で使用すると、違う動作をする可能性がありますので、その点はご注意ください。
iPhoneでの使用感は、また別の記事で話したいと思います。しばらくお待ちください。
概要
- 特徴
-
Xiaomi Smart Band シリーズのエントリーモデル
ディスプレイ
- 1.47インチ液晶ディスプレイ
- リフレッシュレートは60Hz
- 常時表示は非対応
- 明るさの自動調節も非対応
バンド
- TPU素材で柔らかい
バッテリーもち
- 標準使用モードで最大18日間のバッテリーもち
防水性能
5ATM(日常生活で困らない)
機能
- 通知
- ワークアウト
- 健康管理
- 細かな便利機能(タイマー/アラームなど)
- カラー
-
3色展開
- ブラック
- ホワイト
- ピンク
- 対応OS
-
- Android 8.0 以降
- iOS 12.0 以降
(スマートフォンに対応)
- 価格
-
2,980円(公式ショップ)
- 発売日
-
2024年11月14日
- ショップ
-
Amazon / 楽天市場 / Yahooショッピング / 公式サイト
内容物
- 本体(Xiaomi Smart Band 9 Active)
- 充電ケーブル
- ユーザーマニュアル
外観
ディスプレイ
1.47インチの液晶ディスプレイ。エントリーモデルですがリフレッシュレートは60Hzとなっています。60Hzという数字を見るとヌルヌルの動作を想像してしまいますが、動作がもっさりしていてカクカクすることもあるため、体感的には60Hzに感じない。というのが正直な印象。
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画面を傷つけたくない方は、保護フィルムをチェック!
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バンド
バンドはTPU素材。細くて柔らかいので付けている感が少ないです。
バンドは取り外し可能な作りになっています。液晶面に親指をのせ、グイッと押し込むと外せます。本体がボロッと取れるので落とさないように注意してください。
交換バンドを検索
公式のバンドを含め、対応しているバンドが販売されています。まだ、数は少ないようですが…。
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側面/背面
サイドボタンなどはありません。
専用のマグネット式ケーブルで充電します。
重量
バンド込みで29g / 本体のみで16g となっています。これくらい軽いと、睡眠時に付けっぱなしにしても、まったく気になりません。
屋外での見え方(視認性)
直射日光が当たる状況でも、しっかり時刻が確認できます。下の画像では、画面下の小さな文字が見えにくいですが、実際にはしっかり見えました。通知内容も問題なく読めます。
基本操作
タッチ操作
- 上から下にスワイプ
-
通知画面が表示されます。
- 下から上にスワイプ
-
機能一覧が表示されます。
- 左右にスワイプ
-
ウィジェットの画面が表示されます。各画面には、ひとつの機能が表示されます。
(編集可能。ウィジェットに配置できない機能もある。)
特徴
アプリ(Mi Fitness)
Xiaomi Smart Band 9 Active は「Mi Fitness アプリ」で管理します。
- Xiaomi Smart Band 9 Active の初期設定
- データの管理
- 文字盤の新規インストール
など、Mi Fitness アプリを通じて各種設定を行います。
通知
- アプリ毎に通知の受け取り設定ができる(Google Pixel)
- 文字の見やすさは…
- 電話の着信通知はバッチリ
- LINEのメッセージは一通り確認できる
- LINEの着信通知は微妙…
Google Pixel とペアリングした場合は、アプリ毎に通知の受け取り設定が可能。おそらく、iPhoneだと、ここまで細かく設定できないと思われます。
解像度が高くないので、若干、文字がギザギザして見えます…。ただ、普通に読めるので、実用面では問題無しです。
電話の着信通知はバッチリです。着信中はバイブが振動し続けますし、発信者の名前も表示されます。不在着信の通知も確認できます。
テキストメッセージは内容の確認が可能。スタンプと写真の通知では、内容は見れませんが相手が送信したことはわかります。
Google Pixel とペアリングした場合、LINEの着信時に一度だけ振動し、画面に「LINE音声通話を着信中…」と表示されます。そして不在着信になると、もう一度振動して不在着信通知が届きます。着信時に一度しか振動しないので、他の通知との区別ができないのが残念ですね。
文字盤(ウォッチフェイス)
- 100種類以上の文字盤
- 「写真」や「画像」から文字盤が作れる
Mi Fitness アプリを利用すると、100種類以上の文字盤が利用できるそうです。カテゴリー別に探すことができるのが便利。
カスタムカテゴリーの文字盤は、背景画像を差し替えることができます。スマホに保存されている「写真」や「画像」を使用して、オリジナルの文字盤が作成できます。文字色も変更できました。
液晶ディスプレイですが、結構キレイに表示されます!
ワークアウト
- 50種類のスポーツモード
- GPS非搭載
スマートウォッチで利用できるスポーツモードをすべて書き出しました。気になる項目をタップ or クリックして確認してください。
屋外アクティビティ(8)
- ウォーキング
- 屋外ランニング
- ハイキング
- 屋外サイクリング
- トレッキング
- トレイルラン
- スケートボード
- ローラースケート
トレーニング(23)
- 自由形
- トレッドミル
- 縄跳び
- HIIT
- ヨガ
- 屋内サイクリング
- エリプティカル
- ローイングマシン
- コアトレーニング
- 柔軟性トレーニング
- ピラティス
- ストレッチ
- ストレングス
- 階段昇降
- エアロビクス
- ダンベル
- バーベル
- 重量挙げ
- バーピー
- 腹筋
- 背筋
- 背中
- 屋内フィットネス
球技(12)
- テニス
- バスケットボール
- ゴルフ
- サッカー
- バレーボール
- 野球
- アメリカンフットボール
- 卓球
- バドミントン
- クリケット
- ボウリング
- ビリヤード
ウィンタースポーツ(4)
- スノーボード
- スキー
- アイススケート
- アイスホッケー
レクリエーションスポーツ(3)
- アーチェリー
- 綱引き
- フリスビー
Xiaomi Smart Band 9 Active は GPS非搭載なので、位置情報を記録するにはスマホのGPSを使用します。ウォーキングで位置情報を記録したので、結果を載せておきます。このような感じで記録を残せます。
健康管理
- 24時間モニタリング(心拍数/血中酸素レベル)
- 睡眠モニタリング
- ストレス測定
心拍数と血中酸素レベルの2つについては、24時間モニタリングが可能。当日のデータはウォッチ本体でチェックできます。過去の記録はアプリで確認します。
睡眠モニタリングにも対応しています。当日のデータはウォッチ本体で確認ができます。過去の記録の確認はアプリを使用します。
ストレス値はモニタリングができないようです。自動測定ができないので、毎回、手動で測定する必要があります。ストレス値を24時間モニタリングしたい方は、上位モデルの「Xiaomi Smart Band 9」がおすすめです。
バッテリーもち
- 標準使用で最大18日間のバッテリーもち
公称値では、標準使用で最大18日間のバッテリーもち。となっています。ちなみに、標準使用というのは、次のような使い方を指しているそうです。
Xiaomi スマートバンド 9 Activeの標準使用モードのテスト条件:バッテリーが完全に充電され、工場出荷時の設定を使用し、静的な時計画面で、高精度なモニタリング、呼吸スコアモニタリング、全日ストレスおよび血中酸素モニタリングをオフにし、全日心拍数モニタリング(30分に1回の頻度)をオンにします。メッセージ通知(1日あたり100件のメッセージ、10件の着信通知、3件のアラーム)をオンにし、1日あたり200回腕の動きで画面を起動し、血中酸素飽和度を1日2回手動で測定し、運動記録を週に60分間オンにします。
https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-smart-band-9-active
その他の細かな機能
- 天気
- イベント
- 音楽
- カメラ
- アラーム
- ストップウォッチ
- タイマー
- スマホを探す
Xiaomi Smart Band 9 Active では、これらの機能も利用できます。なお、OS や 端末の違いにより、利用できる機能が異なることがあるようです。
仕様
Xiaomi Smart Band 9 Active | |
---|---|
ディスプレイ | 1.47インチ液晶ディスプレイ |
サイズ(高 × 幅 × 厚) | 45.9 × 26.94 × 9.99mm |
解像度 | 172 × 320ピクセル、247PPI |
輝度(明るさ) | 不明 |
リフレッシュレート | 60Hz |
重量 | 16.5g(ストラップ除く) |
バッテリー容量 | 300 mAh |
バッテリーもち (通常使用モード) | 標準使用モード:18日間 |
Bluetooth通話 | ✕ |
常時表示 | ✕ |
自動明るさ調整 (輝度自動調整) | ✕ |
血中酸素レベルモニタリング | ◯ |
心拍数モニタリング | ◯ |
睡眠モニタリング | ◯ |
ストレス測定 | ◯ (手動測定) |
GPS内蔵 | ✕ |
ウォッチフェイス | 100種類以上 |
スポーツモード | 50種類 |
充電時間 | 120分未満 |
対応OS | Android 8.0/iOS 12.0以降を搭載したスマートフォンに対応 |
防水性能 | 5ATM |
アプリ | Mi Fitness |
発売日 | 2024年11月14日 |
使ってみて
良かったところ
- 手に取りやすい価格
- 通知チェック/健康管理/ワークアウトの機能が搭載されている
- バッテリーもちが良い
新製品として発表された時点で 2,980円ですからね。
もう、価格がどうかしてます。いい意味で♪
基本的な機能がしっかり搭載されていてバッテリーもちも良いので、スマートバンドを試してみたい方に向いていると感じます。
ただ、「残念なところ」でお伝えするようなデメリットもあります。
残念なところ
- タッチ操作が反応しないことがある…
毎回ではないのですが、タッチ操作に反応しないことがあります。
面倒なのは、一度反応しなくなると、その後 2、3回タッチしても連続で反応しなくなったりします。(T ^ T)
ただ、使っていて不満に感じたのは、この1点くらいでした。
アップデートで改善されることを期待します!
気になったところ
- 文字があまりキレイではない
- 動きがもっさり
価格のことを考えると仕方ないですが、文字の線がなめらかではなかったり、動きがもっさりする。ということもあります。一応、リフレッシュレートは60Hzとなっていますが、動作がもっさりしているせいか、ところどころで、カクカクした動きになります。
画面に表示される文字がキレイで、キビキビ動くスマートバンドを求めるなら、ひとつ上のモデル「Xiaomi Smart Band 9」がオススメです。Xiaomi Smart Band 9 は、価格と性能のバランスがとても良いので、オススメのスマートバンドのひとつです。^^
最後に
気になるのは「タッチ操作が反応しないことがある」という事くらい。
一応書いておきますが、毎回反応しない訳ではないです。たまに、あれっ、反応しない…。という感じです。
Xiaomi Smart Badn 9 Active は 低価格ながら、通知機能など必須機能がしっかり組み込まれている製品です。スマートバンドを試してみたい方はチェックしてみてください。
今回紹介した商品
保護フィルムを検索
画面を傷つけたくない方は「保護フィルム」を検索!
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交換バンドを検索
公式のバンドを含め、対応しているバンドが販売されています。まだ、数は少ないようですが…。
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