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EarFun Clip 2 レビュー|1万円以下で音質・装着感・ワイヤレス充電まで揃うイヤーカフ型の実力派

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※商品提供いただきレビューしています

「最近、イヤーカフ型イヤホンが気になっているけど、安くてコスパの良いものってあるの?」

今回レビューする EarFun Clip 2 は、まさに、そのような人におすすめのイヤホンです。

1万円を切る価格ながら、ハイレゾワイヤレス認証(LDAC対応)、ワイヤレス充電、マルチポイント接続といった機能を搭載。音質や装着感も良いので、初めてのイヤーカフ型イヤホンとしても魅力的な製品となっています。

このレビュー記事では、実際に使ってみて分かった音質・装着感・使い勝手を、正直にお伝えしていきます。

EarFun
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目次

製品概要

EarFun Clip 2 は、耳に挟むように装着する「イヤーカフ型」のワイヤレスイヤホンです。耳の穴を塞がない開放的な装着感が特徴で、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるため、在宅ワークや散歩、軽い運動など幅広いシーンで活躍します。

メーカーが公式に打ち出しているポイントを整理すると、次のような製品です。

  • ハイレゾワイヤレス認証取得、LDAC / SBC / AAC の各コーデックに対応
  • 40°の超軟質シリコンと厚さ0.5mmのニッケルチタン形状記憶合金による、柔らかさと安定したフィット感の両立
  • イヤホン片耳あたり約5.5gの軽量設計
  • BassSurge™低音増強技術と、チタン製12mm径ダイナミックドライバーによる深みのある低域再生
  • 次世代 Bluetrum BT8972F チップ+Bluetooth 6.0 で、安定接続と低消費電力を両立
  • 左右2基ずつ、計4マイク構成+ENC搭載AI通話ノイズキャンセリングでクリアな通話を実現
  • 最大40時間再生(イヤホン単体 最大11時間)、ワイヤレス充電・急速充電対応
  • 物理ボタン搭載、IP55 防塵・防水、マルチポイント接続対応
  • Google Fast Pair、低遅延ゲームモード、専用アプリによるカスタマイズに対応

イヤーカフ型の「外れやすそう」「音がスカスカでは?」といった不安を、しっかり技術で潰してきている印象です。

スペック・基本情報

EarFun Clip 2 の基本スペックは次のとおりです。

Bluetooth バージョンV6.0
再生周波数帯域2.402GHz〜2.480GHz
Bluetooth トランスミッタパワー<7dBm
対応BluetoothプロファイルA2DP / AVRCP / HFP / HSP
最大動作範囲15m(障害物なし)
対応コーデックLDAC / SBC / AAC
バッテリー容量60mAh×2(イヤホン)/ 490mAh(充電ケース)
再生時間(LDACオフ)イヤホン単体 最大11時間/ケース込み 最大40時間
再生時間(LDACオン)イヤホン単体 最大6時間/ケース込み 最大22時間
入力DC 5V / 1A
サイズ70mm × 48.1mm × 29.2mm
重量49.6g(ケース込み)
その他機能ワイヤレス充電、IP55防塵防水、マルチポイント、ゲームモード、Google Fast Pair

実測ではイヤホン単体で約6g、ケース込みで約49gと、公称値とほぼ一致。数字上も、実際に手に取った感覚でも「軽い」と言える仕上がりです。

内容物

パッケージに含まれているのは以下の通り。

  • イヤホン本体(ケース含む)
  • 充電ケーブル
  • ユーザーマニュアル類

実際に使って良かった点

ここからは、実際に使ってみて「これは良い」と感じたポイントをまとめていきます。

トップクラスの装着感:長時間でも耳が痛くならない

これまで試してきた同じ価格帯のイヤーカフ型イヤホンの中では、装着感は間違いなくトップクラス。緩くてぐらつくこともなく、かといって締め付けが強くて耳が痛くなることもありません。

試しに軽く20mほど小走りしてみましたが、外れる気配はなし。ほんのわずかに揺れる程度で、しっかりフィットしているのが分かります。相当激しい運動でない限り、運動時にも十分使えるレベルです。

また、約3時間連続で使用しても耳が痛くなりませんでした。耳の穴に直接差し込むカナル型と違って蒸れにくいのも、長時間使用に向いています。

中高域/高域が気持ち良い:女性ボーカルが特に◎

EQを一切いじらない初期状態で聴いた印象として、中域(中高域)がやや前に出ていて、ボーカルがはっきり聞こえるチューニングになっています。

またイヤーカフ型にありがちな「低音がスカスカ」という弱点はなく、低音(中低音)はしっかり入っています。ただし、ベースがズンズン響くような強調されたサウンドを求める人には物足りないでしょう。逆に言えば、低音過多が苦手な人にはかなり聴きやすい音になっています。

特に良かったのが女性ボーカル。久しぶりに宇多田ヒカル、globe、倉木麻衣、BoAなど懐かしい曲を聴いてみましたが、抜けが良くて気持ちいい音です。

なお、後述の専用アプリ「EarFun Audio」を使えば、EQで好みの音質に簡単に調整できます。

音漏れについては、屋内の静かな環境で聴きやすい音量で使う限りでは、音漏れはありませんでした(頭が付くくらいの距離で確認しても、聞こえるか聞こえないかギリギリという感じでした)。もちろん爆音で聴けば音漏れします。

ワイヤレス充電対応は素直に嬉しい

ケースは、つや消しのサラサラした質感のブラック(ホワイトのカラーもある)。下部にはType-Cポートとペアリング用のボタンが配置されています。

スクロールできます

付属ケーブルでの有線充電はもちろん、ワイヤレス充電にも対応。1万円を切る価格帯でワイヤレス充電対応は、地味に大きなアドバンテージです。

充電時間の目安は次のとおりです。

  • イヤホン単体の充電時間:約1.5時間
  • 充電ケースのフル充電:約2時間(付属ケーブル使用時)/ワイヤレス充電器の場合は約3.5時間

バッテリー持ちは公称値に近い

公称値では、LDACオフ時でイヤホン単体 最大11時間、ケース込みで最大40時間。LDACオン時はイヤホン単体 最大6時間、ケース込み最大22時間とされています。

実際にLDACオフ・音量約35%で連続使用したところ、バッテリー残量は次のように推移しました(残量は EarFun Audio アプリで確認)。

経過時間バッテリー残量
0時間100%
1時間100%
2時間100%
3時間85%
4時間70%
5時間55%

5時間連続で使って45%消費という結果。公称の11時間は現実的に狙える数字と言えそうです。日常使いなら1日余裕で持ちます。

物理ボタンで誤操作しにくい操作性

イヤホン側面には物理ボタンが搭載されており、音楽再生・通話・音声アシスタントを快適にコントロールできます。ボタン部分には段差があり、指先の感触だけで位置がすぐに分かります。タッチ式にありがちな誤操作がほとんど起きないのは快適です。

音楽再生の操作

操作ボタン操作
再生/一時停止2回押し(L/R)
次の曲3回押し(R)
前の曲3回押し(L)
音量を上げる1回押し(R)
音量を下げる1回押し(L)

通話の操作

操作ボタン操作
電話を受ける・切る2回押し(L/R)
着信拒否2秒間長押し(L/R)

アシスタントの操作

操作ボタン操作
アシスタント起動2秒間長押し(L/R)

※ゲームモードへの切り替えは、専用アプリから行います。

マルチポイント接続でiPhoneとMacの行き来がスムーズ

2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応。今回はiPhoneとMacでテストしてみました。

マルチポイント接続時の挙動

マルチポイント接続時は、先に再生した方の音が優先されます。後から再生した方が割り込んで再生されることはありませんでした。

別のデバイスで再生するには、すでに再生しているデバイスの再生を止めてから操作する必要があります。

マルチポイント接続の設定方法

マルチポイントの設定手順は以下の通りです(今回はiPhone→Macの順でペアリングしていますが、順序は関係ありません)。

1台目(iPhone)との接続

  1. イヤホン本体の絶縁フィルムを剥がす
  2. 一度ケースに戻して蓋を閉める
  3. ケースの蓋を開けると自動でペアリングモードに入る
  4. iPhoneの「設定」→「Bluetooth」を開き、「その他のデバイス」欄に表示される「EarFun Clip 2」をタップ
  5. 「自分のデバイス」欄に「接続済み」と表示されたら1台目の接続完了

2台目(Mac)との接続

  1. 1台目接続後、イヤホンをケースに入れた状態で蓋を開けておく
  2. ケース下部のリセットボタンを3秒間長押し(緑色に点滅したらペアリングモード)
  3. Macの「設定」→「Bluetooth」を開き、「EarFun Clip 2」の横の「接続」をクリック
  4. 「自分のデバイス」欄に「接続済み」と表示されれば2台目の接続完了

2台同時接続の仕上げ

2台目と接続したタイミングで1台目(iPhone)との接続が一旦切れるため、iPhoneのBluetooth設定から手動で再接続します。これで2台同時接続の状態になり、以降は自動的に両方のデバイスに接続されるようになります。

少し手順は多いですが、一度設定してしまえばその後は意識せず使えます。

うまく接続できないときの初期化方法

設定が上手くいかない場合は、イヤホンを初期化することで改善するケースがあります(※念のため自己責任で実施してください)。

  1. イヤホンをケースに入れる
  2. ケース前面のLEDが黄色高速点滅するまで、ケース下部のボタンを8秒以上押し続ける
  3. スマホ側に保存されているBluetoothのペアリング情報を削除する

これで初期化は完了。再接続する際は、スマホのBluetoothを再起動してから改めてペアリングを行ってください。

専用アプリで細かくカスタマイズ可能

「EarFun Audio」アプリを使うと、モード切り替え、EQ設定、操作のカスタマイズ、マルチポイントのON/OFFなど、各種設定を細かく調整できます。ファームウェアのアップデートもこのアプリから行うため、購入直後は一度チェックしておくのがおすすめです。

アプリの設定画面

初回使用時は以下のような、ファームウェアの更新を促す画面が表示されました。

静かな環境でのマイク性能は必要十分

屋内の静かな環境で試した感じでは、通話音質も録音時の音質もどちらも問題ないレベルです。ちょっとした通話用途なら十分実用的です。

通話時の音声

屋内の静かな環境で通話した際のサンプル音声です。相手側のスピーカーから再生された音声をそのまま録音しています。
※騒がしい環境でのマイク性能は未検証です。

録音時の音声

iPhoneのボイスメモアプリで録音した音声です。

気になった点・デメリット

正直に言って、1万円以下の価格帯としては弱点を探すのが難しいレベル。そのうえで、あえてデメリットを挙げるとすれば次のポイントです。

低音重視派には物足りない可能性

中低音はイヤーカフ型としては十分しっかり入っています。

ただ、低音は弱めでベースなどの音をしっかり感じたい人であったり、強調された低音を求める人には物足りないと感じそう。

LDACとマルチポイントは同時使用不可

LDACで高音質再生を楽しむか、マルチポイントで複数デバイスを行き来するかの二者択一になります。EarFun Audio アプリでLDACをオンにするには、マルチポイント機能をオフにする必要があります(初期設定ではLDACオフ)。両方を同時使用したい人は要注意です。

なお、LDACが利用できるのはAndroidスマホのみで、iPhoneはLDAC非対応です。

こんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえて、EarFun Clip 2 が向いている人・向いていない人を整理してみます。

おすすめしたい人

  • 耳を塞がない開放的な装着感のイヤホンを探している人
  • 長時間の在宅ワークやリモート会議で使えるイヤホンが欲しい人
  • ボーカルものや女性ボーカルをよく聴く人
  • 低音は「そこまで求めていない」というバランス重視派
  • 1万円以下でワイヤレス充電に対応したモデルを探している人
  • iPhoneとMacなど、複数デバイスを日常的に行き来する人

あまり向かないかもしれない人

  • ベースなどの強い低音を楽しみたい人
  • LDACとマルチポイントを同時に使いたい人

Appleユーザーのイメージとしては、有線のEarPods(3.5mm)の低音から中低音を少し強くしたような音と言えば近いかもしれません。完全一致ではないものの、方向性としてはそのあたり。このサウンドが好みに合いそうなら、選択肢のひとつとしてオススメです。

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まとめ・総評

EarFun Clip 2 は、1万円以下という価格帯の中では、音質・装着感・機能性・バッテリー持ちの全てが優れています。

中域が前に出た聴きやすいサウンド、長時間でも疲れない軽量&安定した装着感、ワイヤレス充電とマルチポイントまで備える機能性。そして公称値通りの長時間バッテリー。どれも価格を考えると満足度が高い仕上がりです。

強いてデメリットを挙げるなら「低音重視派には物足りないかも」という点と、「LDACとマルチポイントの同時利用ができない」という仕様上の制約くらい。それ以外は、この価格帯で不満点を探す方が難しいと感じました。

「イヤーカフ型を初めて試したい」「サブ機として気軽に使える一台が欲しい」「在宅ワーク用に耳が疲れないイヤホンが欲しい」——そんなニーズにしっかり応えてくれるコスパの良いイヤホンです。

※騒がしい環境でのマイク性能、ゲームモードの実際の遅延感については本レビューでは検証していません。これらを重視する方は、別途確認することをおすすめします。

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この記事を書いた人

最近、コスパの良いスマートバンドにハマっている、ガジェット好きブロガーです。Twitterでも情報発信しています。ブログの更新情報が届きますので、ぜひフォローお願いします。

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