Final Cut Pro X のインターフェースについて各部名称や役割をメモしておきます。
(以下は、自分用のメモなので間違っている部分もあると思います。)
Final Cut Pro X のインターフェース
まず、各部名称と役割を確認しておきます。
①サイドバー
「ライブラリ」と「イベント」を管理する場所。Final Cut Pro X を起動すると、両方とも1つずつ用意されているので、そのまま利用することができる。新規作成して利用することも可能。
②ブラウザ
サイドバーに表示されている項目の内容を表示する。例えば、サイドバーに表示されているイベントを選択すると、そのイベントが管理している「プロジェクト」や「クリップ(元データ)」が表示される。
③タイムライン(マグネティックタイムライン)
作成したプロジェクトを編集する場所。ここで動画の編集を行う。
④ビューア
クリップ(元データ)と編集したデータを再生する場所。
それでは、項目別に詳しく見ていきます。
サイドバー
ここが一番わかりづらいのですが…。ざっくり言うと、サイドバーはデータを管理する場所。
どんなデータを管理するかと言うと。
- ライブラリ
- イベント
この2つ。
他にもあるかもしれませんが、この2つを知っておけばOKだと思います。
この2つの関係はパソコンで言うと、「親のフォルダ」と「子のフォルダ」の関係。ライブラリの方が親フォルダで、イベントが子フォルダのイメージ。
「一つのフォルダ」で「複数のフォルダ」を管理できるのと同じで、一つのライブラリで複数のイベントを管理できます。
「じゃ、イベントの中身は何?」って思いますよね。このイベントの中には、動画を編集するために必要な
- 元データ(動画ファイル・音声ファイル・画像ファイルなど)
- プロジェクトファイル
が入っています。
つまり、サイドバーで管理しているデータは次のような構造になっています。
ライブラリ → イベント → ファイル(元データ/プロジェクト)
つまり、一本の動画を編集するために必要なファイルは、すべて「イベント」の中に詰めておけばOKということです。何本かの動画を作る場合は、イベントを複数作成して別々に管理していくことになると思います。
最後にライブラリの役割を見ておきます。
Final Cut Pro X をインストールすると、最初からライブラリが一つ用意されているので無理にライブラリを作成する必要は無いと思います。ただ、場合によってはライブラリを新しく作成した方が管理が楽になると思います。
例えば、YouTubeなどで複数のチャンネルを持っている場合は、チャンネル毎にライブラリを作成しておくとデータの管理が楽になるかもしれません。
ブラウザ
サイドバー内の項目を表示する場所。
サイドバー内のイベントを選択すると、その中の「元データ」と「プロジェクト」が表示される。
タイムライン
動画を編集する場所。
イベントで管理している元データを配置して作業を行います。
ビューア
「元データ」と「編集したデータ」を再生する場所。
はい。ということで、自分用の Final Cut Pro X のインターフェース についてメモしておきましたが、間違っている部分もあるかもしれませんのでご注意ください。