HUAWEI Band 11は、前モデル「HUAWEI Band 10」からディスプレイが大きく進化した、HUAWEIのエントリークラスのスマートウォッチです。2026年3月13日にアルミニウムモデル(レビュー対象)が、4月24日には高耐久ポリマーモデルが発売されました。
今回は、iPhone 17 Proとペアリングして約1ヶ月使用して分かった「良い点」「残念な点」をお伝えします。
HUAWEI Band 11 の主な特徴と仕様
主な特徴
- 表示領域が約27%拡大
- 日中でも見やすい明るいディスプレイ(最大約1,500nit)
- わずか約17gの軽量設計
- 健康管理(心拍数/血中酸素/情緒-ストレス/睡眠)
- 約100種類のワークアウトモード
- 5ATM防水
- 最大14日間のロングバッテリー
- iPhone・Android両対応
- 豊富な文字盤
主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 約42.6×約28.2×約8.99mm(バンド最薄部、センサー部を除く) |
| 重量 | 約17g(アルミニウム合金ケース/ベルトなし) 約16g(耐久性ポリマーケース/ベルトなし) |
| ディスプレイ | 約1.62インチAMOLED、 286×482ピクセル、PPI 347、 最大輝度約1,500ニト |
| 材質 | アルミニウム合金ケース 耐久性ポリマーケース |
| ベルト | フルオロエラストマー |
| 対応OS | Android 9.0以上/iOS 13.0以上 |
| 防水性能 | 5ATM |
| 動作温度 | 0℃~35℃ |
| バッテリー容量 | 300mAh |
| 手首サイズ | 130-210mm(グリーン/ホワイト/ブラック) 120-190mm(ベージュ/パープル) |
(参照: HUAWEI Band 11 スペック – HUAWEI 日本)
価格・カラー・発売日
HUAWEI Band 11シリーズは、ボディの素材違いで2エディションが展開されています(いずれも製品名は「HUAWEI Band 11」)。
| エディション | 発売日 | 市場想定価格(税込) | カラー展開 |
|---|---|---|---|
| HUAWEI Band 11 Aluminum Edition(アルミニウム合金ケース) | 2026年3月13日(金) | 8,580円 | ブラック・ホワイト・パープル・ベージュ・グリーン(フルオロエラストマーベルト) |
| HUAWEI Band 11(高耐久ポリマーケース) | 2026年4月24日(金)、ECサイト限定 | 6,800円 | ブラック・パープル(フルオロエラストマーベルト) |
今回レビューしているのは「アルミニウムモデル」です。なお、上位モデルの「HUAWEI Band 11 Pro」は別製品のため、本記事の対象外です。
(参照: 「HUAWEI Band 11」シリーズ3月13日発売 プレスリリース – PR TIMES、高耐久ポリマーボディの『HUAWEI Band 11』4月24日発売 プレスリリース – PR TIMES)
内容物

- スマートウォッチ本体(バンド込み)
- 充電ケーブル
- 設定ガイド
- 保証とアフターサービスのご案内
外観
ディスプレイ
約1.62インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイ。画面の輝度は最大約1,500nitと明るく、日中の屋外でも時刻や通知の文字はしっかり読めます。
私は付けていませんが、保護フィルムが販売されています。画面を傷つけたくない方は、本体と合わせて購入すると安心です。
保護フィルムをチェック
この記事でレビューしているのは「HUAWEI Band 11 Aluminum Edition」です。無印のHUAWEI Band 11と微妙な違いがあるかもしれないので、購入時は対応機種をご確認ください。
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バンド
バンドの素材はフルオロエラストマー。柔らかく付け心地の良いバンドです。
背面のボタンを押すと、簡単にバンドが外せます。Amazonなどのネットショップで、対応しているバンドが販売されています。興味のある方は、下の検索リンクからチェックしてみてください。


交換バンドをチェック
この記事でレビューしているのは「HUAWEI Band 11 Aluminum Edition」です。購入時は対応機種をご確認ください。
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側面・背面
右側面にボタンがひとつ搭載されています。サイドボタンを押すと、どの画面を表示していても基本的には文字盤に戻れます。機械モノが苦手な方は、覚えておくと役立つかもしれません。


重量
本体のみで17g、バンド込みで30g。軽量かつ付けている感覚が少ないので、時計を付けるのがあまり好きでない人でも使いやすいと感じます。
とても軽いので、毎日睡眠データを記録するような使い方にもおすすめです。

基本操作
HUAWEI Band 11 は「タッチ操作」と「ボタン操作」に対応しています。
タッチ操作

- 上から下にスワイプ
-
Phoneでいうコントロールセンター的な画面が表示されます。設定のショートカット/画面の明るさ調整などが行えます。
- 下から上へスワイプ
-
通知画面
- 右から左へスワイプ
-
カスタムカード(心拍数/音楽/天気などアプリを簡易表示する機能)
- 左から右へスワイプ
-
天気/音楽
- 文字盤を長押し
-
文字盤の切り替え
ボタン操作

- 1回押し
-
アプリ一覧
- 長押し
-
電源メニュー
HUAWEI Band 11 の機能チェック!
アプリ (HUAWEI Health:Global)
HUAWEI Health:Global は、HUAWEI Band 11 を使うために欠かせない専用アプリです。
初期設定はもちろん。本体の設定変更/データ管理/アカウント管理など、すべてこのアプリで行います。インストールは必須です。
通知
HUAWEI Band 11 はスマホで受け取った通知を表示できます。
実際の通知画面を見てみると、文字が読みやすく、画面に表示できる情報量もそこそこ。(下の画像はXの通知画面)

着信通知にも対応しており、着信時には発信者の名前が表示されます(左)。不在着信の通知も残ります(右)。

LINEのメッセージ通知は、テキストは読めますが、スタンプと写真は通知のみで内容までは表示できません。スタンプと写真の確認はスマホで行います。

LINE電話の着信時は、バイブが一度しか振動しません(左)。電話アプリの着信のように継続的なバイブ振動が無いので、LINE電話の着信を重視する人は要注意です。他にも、LINEの不在着信通知では、発信者名が表示されません(右)。発信者を確認するにはスマホでチェックする必要があります。ここも残念なポイントです。

音楽再生
HUAWEI Band 11 は、スマホで再生中の曲をコントロールすることができます。
具体的には、再生・停止/次の曲/前の曲/音量調整といった操作が可能です。

文字盤
初期搭載されている文字盤は、常時表示に対応しています。画像の左が通常表示、右が常時表示(AOD)の画面です。下の画像ではAODの表示が暗く見えますが、実際には、もっと明るくハッキリ見えます。右下の細いアーチ上の3本線もクッキリ見える明るさです。

公式サイトによると、文字盤は100種類以上用意されているとのことです。アプリを使用することで、さらに文字盤を追加することもできます。
用意されている文字盤だけでなく、スマホに保存している画像や写真から文字盤を作成することもできます。時刻のスタイル/フォント/表示位置/カラーなども選べます。右側の文字盤が暗く見えますが、実際には、もっと鮮やかな色で表示されます。

ワークアウト
ウォーキングやランニングなど、約100種類のワークアウトが用意されています。
HUAWEI Band 11自体にはGPSが搭載されていませんが、スマホのGPS機能と連携することで「運動中の位置情報」を記録できます。実際に、高層ビルが建ち並ぶエリアでスマホのGPS機能を使って位置情報を記録してみました。記録される内容は、使用するスポーツモードによって変わると思われます。今回はウォーキングモードで試しています。

健康管理
心拍数/血中酸素/睡眠/ストレスといった、基本的な健康管理機能が利用できます。
これらのデータはバンド本体でチェックすることができ、次のように表示されます。過去データはアプリで確認可能です。
心拍数

血中酸素

睡眠

情緒

睡眠中呼吸乱れ検知

バッテリー持ち
公称値
公式サイトによると、HUAWEI Band 11 のバッテリー持続時間は以下の通りです。
| 使用状況 | バッテリー持続時間 |
|---|---|
| 通常使用 | 約14日間 |
| ヘビーユース | 約8日間 |
| 常時点灯(AOD)使用時 | 約3日間 |
※ファーウェイラボ計測値。通常使用は心拍数モニタリングON・睡眠モニタリングOFF・週30分ワークアウト・メッセージ通知ON(1日平均メッセージ50件/通話6件/アラーム3回)・画面点灯1日200回の条件。ヘビーユースは睡眠モニタリング・血中酸素・情緒/ストレス測定もONにし、週60分ワークアウト・画面点灯1日500回の条件。実際の数値は使用環境により異なるとのことです。(参照: HUAWEI Band 11 – HUAWEI 日本)
実測値
実際にどれくらいバッテリーが持つのか、以下の条件で計測してみました。
- AOD(常時表示):有効
- 通知:すべてのアプリの通知を受け取る設定
- アラーム:1個セット(毎日7:00に起動する目覚まし用)
- 健康管理機能:すべて有効(情緒、心拍数、血中酸素、睡眠、睡眠中呼吸乱れ検知)
- スリープモード:23:00〜7:00に設定
- 画面の明るさ:オート
- 持ち上げて画面点灯:有効
| 経過日数 | 残量 |
|---|---|
| 0日目 | 100% |
| 1日目 | 84% |
| 2日目 | 71% |
| 3日目 | 54% |
| 4日目 | 35% |
| 5日目 | 19% |
AODをONにしたうえで、通知や健康管理機能もすべて有効にした状態で計測しましたが、5日経過した時点でも残量19%残っていました。公式サイトの「常時点灯(AOD)使用時 約3日間」という数値と比べるとかなり余裕があり、私の使用方法では満充電から6日程度は使えそうな印象です。
充電速度
充電速度についても計測してみました。バッテリー残量2%の状態から満充電になるまでにかかった時間は、55分でした。
| 経過時間 | バッテリー残量 |
|---|---|
| 0分 | 2% |
| 5分 | 15% |
| 10分 | 26% |
| 20分 | 47% |
| 30分 | 69% |
| 40分 | 87% |
| 50分 | 97% |
| 55分 | 100%(充電完了) |
特に最初の10分で26%まで回復するなど、序盤の充電スピードはかなり速い印象です。朝の支度など、短時間の充電でも、ある程度残量を確保できるのはうれしいポイントです。
細かな便利機能
これまで紹介した機能の他にも、以下のような便利機能が用意されています。
バンドの画面に表示されていた機能を一覧にしていますが、実際に使用したわけではないため、細かな挙動までは確認できていません。
- 呼吸エクササイズ
- リモートシャッター
- 天気
- カレンダー
- アラーム
- タイマー
- ストップウォッチ
- 懐中電灯
- 電卓
- コンパス
- スマホ探索
良い点/残念な点
良い点
- 小型軽量で装着感がいい
付けている感覚があまりないので、ほぼ24時間付けっぱなしでも使いやすいです。毎日、睡眠記録をとるなら、これくらいのサイズ感が最適だと感じます。 - デザインが良い
今回レビューした「アルミニウムモデル」は質感が良く、安っぽく見えないのが良いですね。バンドは交換可能で、対応している製品がAmazonなどのネットショップで販売されています。バンドにもこだわりたい人でも安心です。 - バッテリー持ちが良い
常時表示(AOD)をONにして5日で残量19%だったので、バッテリー持ちは良いですね。公式サイトによると、常時表示をOFFにすると約2週間バッテリーが持つそうです。 - 健康管理系の機能が揃っている
心拍数/血中酸素/睡眠/情緒(ストレス)といった、基本的な健康管理の機能が揃っています。
残念な点
- 関係ないアプリの通知まで削除される
ひとつのアプリの通知を削除すると、なぜか他のアプリの通知も一緒に削除されてしまうことが頻繁に起きます。対処法としては、すべての通知を確認してからまとめて削除するくらいしかなく、通知機能に関してはかなり不便に感じました。 - LINEの音声通話の着信時に1回しか振動しない
通常の電話着信と違い、LINE着信時はバイブが一度しか振動しません。通知画面に表示される発信者の名前も一瞬で消えてしまうので、見逃すとスマホで確認するしかありません。LINE電話の通知を重視する方には向かないと思います。 - iPhoneユーザーは「クイック返信」が利用できない
Androidでは一部通知に対して定型文返信ができますが、iPhoneでは利用できません。
LINEの着信通知を重視する、かつバンドタイプを探している方は、Xiaomiのスマートバンドがおすすめです。以下の記事を参考にしてください。

バンドタイプではなく、スマートウォッチタイプも検討中の方は、Amazfit製品がおすすめです。以下のレビューの一覧から興味のあるスマートウォッチをチェックしてみてください。
まとめ
HUAWEI Band 11は、8,580円(アルミニウムモデル)というエントリー価格ながら、約1.62インチの大画面AMOLEDディスプレイ、心拍数・血中酸素・睡眠・情緒(ストレス)といった健康管理機能、そして最大14日間という長いバッテリー持ちを備えたスマートウォッチです。小型軽量で装着感がよく、バッテリー持ちの良さは特に満足度の高いポイントでした。
残念な点としては、通知を削除すると関係ないアプリの通知までまとめて消えてしまう点であったり、LINE電話の着信時にバイブが一度しか振動しない点など、通知まわりが弱い印象です。
このような残念ポイントが気にならなければ、デザイン/機能/装着感は満足度が高いので、ありだと思います。
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この記事でレビューしているのは「HUAWEI Band 11 Aluminum Edition」です。無印のHUAWEI Band 11と微妙な違いがあるかもしれないので、購入時は対応機種をご確認ください。
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この記事でレビューしているのは「HUAWEI Band 11 Aluminum Edition」です。購入時は対応機種をご確認ください。


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