TRUEFREE Clip C10レビュー｜iPhoneで音質・通話・装着感をチェック！

商品提供いただきレビューしています

イヤーカフ型 の TRUEFREE Clip C10は、片耳5.1gという超軽量設計で、ながら聴きにも最適なイヤホンです。

この記事では、iPhoneで実際に使ってみた感想を正直にお伝えします。

お得情報

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概要

今回紹介する商品

内容物

• 本体＆ケース
• 充電ケーブル
• ユーザーガイドなど

付属品は、TRUEFREE Clip C10本体と充電ケース、充電ケーブル、ユーザーガイド一式が揃っています。

外観

TRUEFREE Clip C10 の外観をチェックしていきます。

ケース

表面はつや消しで指紋が付きにくいです。収納時は左右気にせず、どちらに入れても大丈夫な仕組みになっています。※フタを開くタイミングで左右が自動的に再設定される（再設定するには、フタを閉じてから10秒待機する必要がある）

背面にはType-Cの充電端子。充電を始めるとケース前面のLEDが緑色に点滅。充電完了時には、点滅から点灯に変わる。

イヤホン本体

イヤホンの側面には、物理ボタンが搭載されています。
ボタンは平らで凹凸が無いため、指先だけでは位置が分かりませんでした。慣れるまで少し時間がかかると思います。

重量

• ケース込み：44g。
• イヤホンのみ：5g。

本体はかなり軽いです。
「付けているのを忘れる！」とは言えませんが、付けっぱなしにしても気にならないです。

実際に使用してみた！

装着感

グリップ力

グリップ力は良好。
「激しい動き」や「頭を振る動作」でも安定しており、ズレる心配はほとんどありません。

メガネとの相性

耳の横にくっ付ける感じなので、メガネをしていても全く気になりません。マスクも同様です。

ランニング時（簡単なテスト）

装着したまま、数十メートルほど軽く走ってみましたが、ズレて落ちるようなことはありませんでした。ランニング時に使用しても問題ないかと思います。

長時間使用

3時間ほど連続使用してみましたが、全く問題ありませんでした。耳が痛くなったり、不快に感じることは無かったです。ながら聴きにも最適です。

汗・蒸れ・夏場の装着感

イヤーカフ型なので蒸れを感じる事はほとんどないですね。ジメジメする季節でも、インナーイヤー型イヤホンよりも快適そうです。

音質

イヤーカフ型にしては低音がしっかり出ます（ダイナミックEQ 有効時）

ただ、ダイナミックEQを有効にするとサウンドに迫力が出るものの、若干こもって聞こえる印象があります。（そこまで気にならないと思いますが）

好みの問題だと思うので「ダイナミックEQ」の ON / OFF 切り替えて使用するのが良いかと思います。ちなみに、OFFにするとクリアになります。（低音は弱くなってしまいますが）

タイムセール時には4千円を切るようなのですが、信じられない価格です。1万円くらいのイヤーカフ型と聴き比べても大きな差は感じません。

コスパ重視派の方は「TRUEFREE Clip C10」は要チェックです！

操作性（ボタン操作）

物理ボタンがあると楽ですね。
タッチ操作と比べると「誤操作」が圧倒的に少ないです。

唯一の不満点としては、ボタンに凹凸がないため、指先の感覚だけでボタンの位置がわからないこと。体がボタンの位置を覚えるまでに少し時間がかかりました。

ボタン操作で出来ること
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音楽の再生操作

再生／一時停止	右or左 を2回
次の曲	右イヤホンを1.5秒長押し
前の曲	左イヤホンを1.5秒長押し
音量 UP	右イヤホンを1回
音量 DOWN	左イヤホンを1回

モード切り替え

ノーマルモード ゲームモード	左側イヤホンを3回

通話

電話を受ける／切る	左右どちらかを2回
着信拒否	着信中、左右どちらかを1.5秒長押し

アシスタント

端末のアシスタント起動	右を3回

マルチポイント接続（iPhone／Macでテスト）

TRUEFREE Clip C10 は、マルチポイント接続に対応しているため、複数のデバイスに同時接続できます。

今回は、iPhone と Mac で動作を確認しました。

マルチポイント接続中の「切り替え方法」

別のデバイスで再生するには、再生中のデバイスで一度再生を停止する必要があります。停止したあと、別のデバイスで再生すると、そちらの音声がイヤホンに流れます。つまり、再生したまま別のデバイスに切り替えることはできない。ということです。

つまり、切り替え時は、両デバイスとも再生を停止して、その後、切り替えたいデバイスで再生する流れになります。

なお、別のデバイスで再生を開始すると、音が再生されるまで5秒ほどかかりました。

マルチポイント接続の設定方法は？（例：iPhoneとMacの場合）

iPhoneとMacでマルチポイント接続を行うには次の手順で設定します。
（他のスマホやPCでも基本的には同様の流れです）

まず、イヤホン本体の絶縁フィルムを剥がしケースに戻してください。その後、ケースの蓋を一度閉めて、再びケースを開けた状態で進めてください。

① iPhoneでペアリングする

1. iPhoneの設定アプリを開く
2. 「Bluetooth」をタップ
3. Bluetoothを有効にする
4. 「TRUEFREE Clip C10」とペアリング

② iPhoneのBluetoothを一時的にOFFにする

1. Bluetoothを一時的に無効化する

③ Macで接続する

1. Macの設定アプリを開く
2. Bluetoothを有効にする
3. 「Bluetooth」から「TRUEFREE Clip C10」を選択し【接続】をクリック
4. 接続済みの状態で、イヤホンがMacに登録されていることを確認

④ iPhoneのBluetoothを有効にする

1. 先ほど無効化した iPhoneのBluetoothを有効に戻す
2. デバイス一覧の「TRUEFREE Clip C10」をタップして接続

これで マルチポイント接続の設定は完了です。今後は自動的に接続されます。

うまくいかない場合は、出荷時状態（初期状態）に戻すと上手くいくケースもあります。やり方は、次の Q&Aの内容をチェックしてください。

出荷時状態（初期状態）に戻すには？

イヤホンをケースに戻し、蓋を開けた状態で次の操作を行います。

1. ケース背面のボタンを10秒間長押し
2. インジケーターが赤白交互に2回点滅

これでリセット完了です。

手動でペアリングモードにするには？

イヤホンをケースに戻し、蓋を開けた状態で次の操作を行います。

1. ケース背面のボタンを3秒間長押し
2. インジケーターランプが白く点滅し

通話時のマイクの音質

実際に通話して、相手に音質を評価してもらいましたが、全く問題ないとのことでした。

実際の音声（通話時）

通話相手は「問題ない」と言っていましたが、念の為、通話時の音声を録音したので、その音声を載せておきます。なお、録音時はスマホのスピーカーから再生された音声を直接録音しています。そのため、実際の聞こえ方とは若干異なる可能性があります。

 通話時の音声（下の音量を20%くらいで再生してください）

※音量調整しています

実際の音声（録音時）

スマホのボイスメモなどで録音される方もいると思うので、録音時の音質もチェックしました。

 録音時の音声（下の音量を20%くらいで再生してください）

※音量調整しています

バッテリーもち

公称値では、バッテリーもちは以下のようになっています。

• イヤホン単体で「最大8時間」
• ケース込みで「最大28時間」
• 「10分の充電で1.5時間の再生」

専用アプリ（できること／使い勝手）

専用アプリでは以下の機能が利用できます。
次の内容は機能の一部を抜粋しています。

• ゲームモードの切り替え
• ボタン操作のカスタマイズ
• ダイナミックEQのON/OFF
• イヤホンを探す
• 排水機能
• 音声ガイダンスの音量調節
• ムービーモードの切り替え
• イコライザー設定
• ファームウェア更新

実際の画面でチェック！

アプリのホーム画面（画像左）では各種設定へアクセスできます。イヤホンの物理ボタンのカスタマイズ画面（画像中央）では、自分好みに操作を変更できます（無効化することも可能）。ファームウェアのアップデートの画面（画像右）では、イヤホンを最新の状態に更新することができます。

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プリセットの画面（画像左）では、用意された9個のプリセットから好みの設定を選択できます。サウンドエフェクトの画面（画像中央）では、帯域ごとに細かく音量調整できます。聴覚テストの画面（画像右）では、ユーザーの聴覚特性に合わせたカスタマイズが可能です。

使ってみて！

良かった点

• 開放感
  イヤーカフ型は耳にちょこんと付けるだけなので、耳が蒸れにくいです。メガネやマスクをつけても邪魔にならず、開放感があるのもグッド。さらに、周囲の音もしっかり聞こえるので「ながら聴き」にぴったりです！
• 音質
  イヤーカフ型でも低音がしっかり出ます（ダイナミックEQを使った場合）。ただし、ダイナミックEQを使うと少し音がこもって聞こえるので、気になる場合は、ダイナミックEQをオフにしてみてください。低音は少し弱くなりますが、音がクリアになります。
• 装着感
  装着感はかなり良いです。最近、試したイヤホンでいうと、SOUNDPEATS の 「UUイヤーカフ」と同じくらいの装着感の良さ。
• コスパ
  値段のわりに性能が良く、通話時の音質も充分。コスパを重視する人に向いています。
• 操作性
  物理ボタンがあるので操作が楽ちん。タッチ式と比べると誤操作が起こりにくく使いやすいです。ただ、ボタンに凸凹がないので、慣れるまではボタンの場所がわかりにくいかも。
• アプリで細かな調節ができる
  アプリを使えば、アナウンスの音量調節／ボタンのカスタマイズ／イコライザー設定などができるので、自分好みに調整できます。
• その他
  マルチポイント対応（複数デバイスに同時接続）／IPX5の防水性能／バッテリー持ちが良い

気になる点

• 音漏れ
  イヤーカフ型なので、音量を上げると音漏れします。電車やバスなどでは使いづらいですね。
• アプリの使用には「会員登録」が必要
  専用アプリを利用するには、会員登録が必要です。ここら辺は気になる人もいそう。
• iPhoneと接続すると毎回音量が50%になる（解決策あり）
  iPhoneと接続するたびに音量が50%になるので不便に感じていたのですが、専用のアプリで解決できました。
  （設定方法：アプリのホーム画面で［その他の機能］→［音声ガイダンスの音量調節］と進み、任意の音量に調節。毎回、ここで設定した音量になる）
• 物理ボタンに凹凸がない
  ボタンが平らなので、指先の感覚だけでボタンの位置を確認するのが難しいです。慣れるまで多少時間がかかります。
• イヤホンの収納位置が直感的では無い（イヤホンの向きが前後反転している）
  こちらも慣れの問題かもしれませんが、イヤホンの収納位置が180度反転（イヤホンの前後が逆になった状態で収納）しているので違和感があります。
• 見た目が気になるかも？
  私は全く気になりませんが、イヤーカフ型のデザインが気になる人もいるかもしれません。でも、慣れれば普通のイヤホンより快適なので、見た目なんてどうでも良くなると思いますよ。たぶん^^

一言まとめ

TRUEFREE Clip C10は、iPhoneとの相性も良く、軽量なイヤーカフ型で装着感が抜群です。

音質もこの価格帯では驚くほどしっかりしており、低音の迫力も充分（ダイナミックEQ有効時）。通話（マイク音質）もクリアで、日常使いに最適です。さらに、物理ボタンで操作しやすく、アプリで自分好みにカスタマイズできるのも魅力。

気になる点としては、アプリの会員登録が必要／ボタンに凹凸がなく位置に慣れるまで戸惑う／イヤホン収納位置が直感的でない。など。

気になる点はいくつかありますが、低価格で「音質」や「装着感」がよく、通話がしっかりできるイヤホンです。コスパ重視の方は、TRUEFREE Clip C10 は要チェックです！^^

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