この記事では、Amazfit Bip 6 を iPhone とペアリングして約1週間使用した結果を元にレビューしています。
iPhone で使える「日常使いに適したスマートウォッチ」を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
概要
- 特徴
-
ディスプレイ
- 1.97インチ有機EL(AMOLED)ディスプレイ
- 解像度:390 × 450ピクセル/302PPI
- 最大輝度:2,000nitで屋外でも見やすい
- 明るさの自動調節に対応
外観
- フレーム:アルミニウム合金
- ケース:繊維強化樹脂
- 側面に2つの物理ボタン搭載
- マイク&スピーカー内蔵(通話・音声機能に対応)
主な機能
- Bluetooth通話対応
- 通知表示/音楽再生&音楽保存/タイマー/アラーム など
- オフラインMAP対応
- ワークアウト/健康管理も充実
文字盤
- 常時表示に対応
- 一部の文字盤はスマホ内の写真を背景に設定可能
(文字色もカスタム可)
ワークアウト
- 140種類以上のワークアウトモードを搭載
- GPS搭載(GPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSS)
健康管理
- 心拍数/血中酸素/ストレス/睡眠を24時間モニタリング
- 高度な心拍数モニタリング
- Appleの「ヘルスケア」と連携可能
- 家族機能(歩数/睡眠データなどのデータをリアルタイムで確認)
バッテリー持ち
- 通常使用で最大14日間持続
- 充電時間:約2時間
防水性能
- 5ATM対応(水深50m相当)で日常使いに安心
- カラー
-
(リンク先はAmazon)
- 価格
-
14,800円(公式ショップ)
- 対応OS
-
- Android 7.0以上
- iOS 14.0以上
- 発売日
-
2025年4月25日
- ショップ
-
Amazon / 楽天市場 / Yahooショッピング / 公式サイト
- クーポンコード
-
Amazon で使用できる「5%OFFのクーポンコード」をメーカー様より提供いただきました。購入時にご利用いただければと思います。クーポンコードの使い方は、記事の最後で説明しています。
クーポンコード:AMBIP6PR09
対象商品: Amazfit Bip 6
有効期限:2025年4月25日(金)から 2025年5月25日(日)まで→ Amazfit Bip 6
(リンク先はAmazonです)クーポンコードの使い方は、記事の最後で説明しています。使い方が分からない場合は、そちらをチェックしてください。

内容物
- スマートウォッチ本体(標準ストラップ装着済み)
- 充電器(ヘッドの部分のみ)
- 取扱説明書
充電ケーブルは付属していません。
充電器の端子はUSB Type-C のため、少なくとも片側がType-Cの充電ケーブルが別途必要です。

外観
ディスプレイ
1.97インチの有機ELディスプレイを搭載。解像度は390×450ピクセル、ピクセル密度は302PPIと高く、時刻や通知などの文字が非常に見やすいです。

保護フィルムを検索
画面を傷つけたくない方は、保護フィルムも合わせて購入すると安心です。
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バンド
バンドはシリコン製で、内側に通して固定するタイプ。装着感はとても快適です。同じタイプのバンドの中でも、トップクラスの付け心地だと感じました。汗をかいた際は、やや外しにくくなることもありますが、それでも比較的スムーズに外せる方だと思います。


取り外し方法:金属のつまみを内側に引くことで簡単に取り外せます。


交換バンドを検索
22ミリ幅のクイックリリース式のバンドであれば交換可能です。ただし、形状が特殊なバンドだと取り付けできないこともあります。
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今回使用したのは「チャコール」と「ブラック」の2色。
「ブラック」の方は、実際にはネイビー寄りの色味で、やや青みがかった印象です。
(チャコールの側面の色はシルバー、ブラックの側面の色はネイビー)


下の画像では、Amazfit Active 2(左)とBip 6(中央)を並べています。2つを比べると、Bip 6の「ブラック」はネイビーのような印象を受けるのがわかると思います。


側面/背面
側面
右側面:ボタン×2、マイク

左側面:スピーカー

充電は専用の充電器を使用します(※充電ケーブルは別売り)
充電器の端子はUSB Type-C です。


重量
本体のみで28g(左)、バンド込みで約45g(右)となっています。
ディスプレイサイズが大きいため存在感は多少あります。ただ、厚みが抑えられているからか、就寝時でも気になりませんでした。


屋外での見え方(視認性)
最大輝度は2,000nitと非常に明るく、直射日光下でも時刻や通知がしっかり視認できます。
(日差しの強い夏場でも問題ないかと!)


基本操作
タッチ操作
基本的な操作はタッチ操作で行います。
- 下にスワイプ
-
コントロールセンターを表示
(※表示内容は画面を長押しすることで編集可能) - 上にスワイプ
-
通知を表示
- 左右にスワイプ
-
ウィジェット画面を切り替え
(※こちらも長押しでカスタマイズ可能)
なお、下の画像の左端の画面は「ショートカットカード」と呼ばれる特別な画面で、縦にスクロールすることで複数の機能をまとめて確認できます。

ボタン操作
右側面には、上下に2つの物理ボタンがあります。各ボタンには、以下の機能が割り当てられています。
- 上ボタン
-
1回押し:アプリ一覧を表示
長押し:初期状態では未設定(※後述の補足参照) - 下ボタン
-
1回押し:ワークアウト一覧を表示
長押し:電源関連のメニューを表示(電源オフ/再起動)
※12秒以上押し続けると強制再起動されます


特徴
アプリ
Amazfit Bip 6 は、専用の「Zeppアプリ」で管理します。
初期設定やデータ管理、文字盤の変更、他のアプリとの連携など、あらゆる操作やカスタマイズはこのアプリから行います。

Bluetooth通話
Amazfit Bip 6 は、Bluetooth通話に対応しているため、スマートウォッチで通話の発着信ができます。
以下の3つの方法で発信可能。
- 登録済みの連絡先(最大50件)
- 発着信履歴
- キーパッドでの番号入力

着信があると、「発信者名」や「電話番号」が表示されます(左)。
応答できなかった場合でも、不在着信の通知がスマートウォッチ上に残ります(右)。

通話中に可能な操作
- 音量調整
- ミュート(マイクのオン・オフ)
- キーパッドの表示
- スマートフォンに通話を切り替え
- 通話の終了


通知
ディスプレイの解像度が高く、文字サイズも大きめなので、通知内容はしっかり確認できます。

LINEやメールなど、通知に表示されるアイコンはしっかり公式のアイコンが反映されていました。
iPhoneユーザーにとっては大きなポイントです。製品によっては、公式アイコンが表示されないものもありますので。
(※全アプリで確認したわけでありませんが、レビュー期間中に受信した通知は、いずれも公式アイコンが表示されました)

LINEのテキストメッセージは、内容がしっかり表示されました(左)。
一方で、スタンプ(中央)や写真(右)は「相手が送信したことのみ」表示され、内容は確認できません。スマホ側で確認が必要です。

着信時は発信者名が表示され、スマートウォッチから直接応答可能です。ただし、LINEの通話は「発信」には対応しておらず、あくまで受信応答のみとなります。

これまで低価格帯のスマートウォッチをいくつも試してきましたが、LINEの音声通話にしっかり応答できたモデルは Amazfit くらいです。
他ブランドでは以下のような不満がありました
- 着信時に発信者名が表示されない
- スマートウォッチで通話ボタンを押しても「スマホ側で通話が始まる」
(※2025年4月時点の使用状況)
そのため、LINEの音声通話(応答)を重視する方には Amazfit 製品が非常におすすめです。
ただし注意点として、Amazfitの公式サイトではLINE通話への対応は明記されていません。
この機能は正式サポート外の仕様と考えられるため、今後使えなくなったり、不安定になる可能性はゼロではありません。
それでも、同価格帯でLINE通話にしっかり応答できる製品は他に見たことがないのが正直なところです。

音楽機能
Amazfit Bip 6 は、スマートフォンで再生中の音楽操作に加え、本体に保存した音楽の再生や管理にも対応しています。
スマートフォンで音楽を再生している場合、スマートウォッチから以下の操作が可能です。
- 再生/一時停止
- 曲戻し/曲送り
- 音量調整
- ソース切り替え(スマホ↔︎ウォッチ)

スマートウォッチ本体に保存した曲の再生をコントロールできます。
再生時にはリピート設定などの操作にも対応しています。

音楽の保存方法(Zeppアプリ経由)
音楽ファイルはZeppアプリを使ってスマートウォッチに転送します。
操作手順は以下の通りです。
Zeppアプリで音楽を保存します。手順は次のとおり。
- Zeppアプリを起動
- 【デバイス】タブをタップ
- 【音楽】アイコンをタップ
- 【ミュージックをアップロード】をタップ
- ファイルアプリが起動するので、曲を選択
- 右上の【開く】をタップ
- 【アップロード中】をタップ
- 転送が完了するまで待機
※操作がわかりにくい場合は、公式サイトの画像付き手順も参考になります。
音楽の削除方法(スマートウォッチ本体)
保存した音楽は、スマートウォッチ本体で削除できます。手順は以下の通り。
- 【ミュージックアプリ】を起動
- 下から上にスワイプ
- 【マイプレイリスト】をタップ
- 【全曲】をタップ
- 画面下の【三本線】をタップ
- 削除したい曲にチェックを入れる
- 【︙】のボタンをタップ
- 【ゴミ箱】ボタンをタップして削除
Bluetoothイヤホンと接続して聴く方法
ウォッチ本体に保存した音楽は、Bluetoothイヤホンでも再生可能です。
以下の手順でペアリングを行います。
- 【ミュージックアプリ】を起動
- 下から上にスワイプ
- 【Bluetoothオーディオデバイスに接続する】をタップ
- 【Bluetooth】がオンになっていることを確認
- 【ヘッドフォン】をタップ
- イヤホンをペアリングモードにする
- スマートウォッチで対象のイヤホンを選択
- ペアリング画面で【チェック】をタップ
- 必要に応じて【自動再接続】を有効にする
これで、スマートウォッチ本体の音楽をイヤホンで聴けるようになります。

文字盤(ウォッチフェイス)
Amazfit Bip 6 には、初期状態で7種類の文字盤がプリインストールされています。
次の画像は、左側が通常時、右側が常時表示時の見え方です。
※画像ではわかりにくいですが、常時表示の文字盤は全体的に明るい表示となっており、特に左上のデザインは視認性が高く、お気に入りのひとつです。

Zeppアプリを使えば、新しい文字盤をインストールすることもできます。
文字盤には「無料版」と「有料版」があり、デザインの幅も豊富です。ただ、UIがイマイチで、文字盤が探しづらいのが残念です…

お気に入りの写真を使って、オリジナルの文字盤を作成することも可能です。下の画像は、スマホに保存してある写真から文字盤を作成した例です。
(※カスタマイズするには「写真のウォッチフェイス」という項目の文字盤を使用します)


日付や時刻などの文字色もカスタマイズ可能
背景画像を設定する画面では、文字色を変更することもできます。
設定画面を下にスクロールすると、カラーの選択肢が表示されます。


ワークアウト
Amazfit Bip 6 は、140種類のワークアウトモードに対応しています。
ジャンルを問わず、さまざまなアクティビティを記録可能で、軽い運動から本格的なトレーニングまで幅広くカバーしています。
実機に表示されたワークアウト一覧をそのまま掲載しています。
中には謎なスポーツ名も…。
いずれにしても、これだけ多くのモードが用意されているのは心強です。
ランニングとウォーキング(8)
- ランニング屋外
- ランニングマシン
- ウォーキング
- ウォーキング屋内
- ウォーキング屋内
- 競歩
- 運動場でのランニング
- 犬の散歩
サイクリング(10)
- サイクリング屋外
- サイクリング屋内
- 自転車モトクロス
- Eバイク
- E-MTB
- グランベル・サイクリング
- 自転車通勤
- 自転車ツーリング
- ロード・サイクリング
- シクロクロス
水泳(4)
- 水泳(プール)
- オープンウォータースイミング
- フィンスイミング
- シンクロナイズドスイミング
屋外スポーツ(9)
- クライミング
- ハイキング
- 狩猟
- スケートボード
- ローラースケート
- ロッククライミング
- パルクール
- 全地形対応車
- 釣り
HYROX(2)
- HYROX race
- HYROX PFT
屋内スポーツ(25)
- 自由トレーニング
- エリプティカル
- ローイングマシン
- フィットネス(屋内)
- HIIT
- 体幹トレーニング
- エアロビクスコンボ
- 筋力トレーニング
- ストレッチ
- ステップミル
- 柔軟トレーニング
- ステップトレーニング
- 階段ステッパー
- 体操
- ヨガ
- ピラティス
- エアロビクス
- グループキャリステニクス
- ボディコンバット
- クロストレーニング
- スピーニング
- 鉄棒
- 平行棒
- バトルロープ
- ボルダリング
ダンス(16)
- バレエ
- ベリーダンス
- スクエアダンス
- ストリートダンス
- 社交ダンス
- ダンス
- ズンバ
- ラテンダンス
- ジャズダンス
- フォークダンス
- ヒップホップダンス
- ボールダンス
- ブレイクダンス
- モダンダンス
- ディスコ
- タップダンス
コンバットスポーツ(12)
- フェンシング
- 空手
- ボクシング
- 柔道
- レスリング
- 太極拳
- ムエタイ
- テコンドー
- 武道
- キックボクシング
- 柔術
- フェンシング
球技(33)
- テニス
- サッカー
- クリケット
- 野球
- ボウリング
- スカッシュ
- ラグビー
- ゴルフスイング
- バスケットボール
- ソフトボール
- ゲートボール
- バレーボール
- 卓球
- ホッケー
- ハンドボール
- バドミントン
- ビーチサッカー
- ビーチバレー
- ポロ
- ラケットボール
- ビリヤード
- セパタクロー
- ドッジボール
- 水球
- アイスホッケー
- シャトルコック
- インドアサッカー
- フットバッグ
- スポールブール
- ペロタ
- フロアボール
- ピックルボール
- パデル
水上アクティビティ(8)
- セーリング
- ボート(屋外)
- ドラゴンボート
- 水上スキー
- カヤック
- ローイング
- シュノーケリング
- インドアサーフィン
ウィンタースポーツ(3)
- カーリング
- スケート(屋外)
- スケート(屋内)
レジャースポーツ(12)
- フラフープ
- フリスビー
- ダーツ
- スポーツカイト
- 綱引き
- ジェンズ
- エアウォーカー
- ブランコ
- シャッフルボード
- フーズボール
- モーションセンシングゲーム
- eスポーツ
ボードとカードのゲーム(5)
- チェス
- チェッカー
- 開始
- ブリッジ
- ボードゲーム
その他のスポーツ(3)
- 縄跳び
- アーチェリー
- 馬術
衛星測位システムと精度について
5つの衛星測位システム(GPS/GLONASS/Galileo/BDS/QZSS)に対応しています。
実際に、タワーマンションや高層ビルが立ち並ぶエリアでウォーキングを行い、測位精度を検証してみました。ルートの一部分がビルの中に食い込んでしまっている箇所(右下)もありましたが、全体的には正確なルートが記録されていました。気軽に運動を楽しむのであれば、満足できると思います。


上の画像の地図の部分を拡大したところ

健康管理
24時間モニタリング
以下の4項目が「24時間モニタリング」に対応しています。記録データはスマートウォッチ本体およびアプリで確認できます。
- 心拍数
- 血中酸素濃度(SpO2)
- ストレスレベル
- 睡眠状態
健康データの表示
- 当日のデータ: スマートウォッチ本体で手軽に確認可能
- 過去のデータ: Zeppアプリで詳細な履歴が閲覧可能
家族機能で見守りにも活用可能
「家族」機能を使うことで、健康データを遠隔で確認することができます。
例えば、高齢の家族にスマートウォッチを装着してもらい、健康状態を見守るといった使い方が可能です。
家族機能では、以下のデータを確認できます。
- 歩数
- 距離
- 消費カロリー
- 入眠/起床時刻
- 睡眠時間
今回はレビュー用に2台提供いただいたため、親に装着してもらい使い勝手を確認しました。
ちなみに、スマートウォッチ1台だけでも家族機能は利用できます。
家族機能の設定方法
設定はZeppアプリから行います。
スマートウォッチを利用する側・見守る側の双方にアプリが必要です。
なお、相手がその場にいるかどうかで操作方法が異なりますので、別々にやり方を解説します。
目の前に相手がいる場合(QRコード読み込み)
まず「相手のスマホ」で操作します
- 【Zeppアプリ】を起動
- 左下の【ホーム】タブをタップ
- 右上の【 】のアイコンをタップ
- 【家族】をタップ
- 【自分のQRコード】をタップ
- QRコードが表示されるので、自分のスマホでこれを読み込んでいきます
続けて「自分のスマホ」で操作します
- 【Zeppアプリ】を起動
- 左下の【ホーム】タブをタップ
- 右上の【 】のアイコンをタップ
- 【家族】をタップ
- 【QRコードをスキャン】をタップ
- QRコードを読み込む
- 【フォロー】をタップ
「相手のスマホ」で操作します
- QRコードを表示中の画面で左上の【<】ボタンをタップ
- 右上の【 】をタップ
- 【メッセージ】をタップ
- 友達申請が届いているので確認して【同意】をタップ
- 右上の【完了】をタップ
- これで相手のデータが表示されます。
「自分のスマホ」で操作します
- 左上の【<】をタップ
- 【家族】をタップ
- これで相手のデータが表示されるはずです。
以上で設定完了です。
目の前に相手がいない場合(招待)
「自分のスマホ」で操作します
- 【Zeppアプリ】を起動
- 左下の【ホーム】タブをタップ
- 右上の【 】のアイコンをタップ
- 【家族】をタップ
- 右上の【 】をタップ
- 【家族を招待】をタップ
- 共有オプションが表示されるので何かしらの方法でURLを送信します。
- コピーしてメッセージを送る
- LINEなどのアプリを使用して直接送る、など
「相手のスマホ」で操作します
- 送ったURLを家族にタップしてもらう
- 【フォロー】をタップ
「自分のスマホ」で操作します
- 【Zeppアプリ】を表示
(先ほどの続きから操作していきます) - 右上の【 】をタップ
- 【メッセージ】をタップ
- 友達申請が届いているので確認して【同意】をタップ
- 右上の【完了】をタップ
- 左上の【<】をタップ
- これで相手のデータが表示されます。
「相手のスマホ」で操作します
- 左上の【<】をタップ
- 【家族】をタップ
- これで相手のデータが表示されます
これで、スマートウォッチで取得した各種データを見れるようになります。
設定が完了すると、相手の健康情報がアプリに表示されるようになります。
画面上部には「今日の歩数」「昨夜の睡眠」「体重」が表示されます。歩数に関しては、1日の合計歩数だけでなく、1時間ごとの記録が見られるとさらに便利だと感じました。なお、うちの親は就寝時にスマートウォッチをつける習慣がないため、睡眠状態は把握できませんでした。
(※「体重」はスマートウォッチで取得できないので、今回は触れていません)

下の画像は、親のスマホから私のデータをチェックしたところ。
グラフを見ることで、運動量や睡眠時間の変化を把握できます。

Zeppアプリでは、健康管理をサポートするアプリを追加でインストールできます。
水を飲む時間
設定した時刻にリマインド通知が届く機能(アプリ)。夏場などの脱水対策に便利です。
ピルリマインダー
薬の飲み忘れを防ぐ通知機能(アプリ)。
これらのアプリはZeppアプリで追加できます。
Apple ヘルスケアとの連携
Appleの「ヘルスケア」アプリと連携できます。
今回確認したのは「歩数」の同期。歩数に関しては、しっかり反映されていました。なお、「血圧」の項目も表示されますが、本機には血圧測定機能が搭載されていないため、有効にしても意味はありません。



バッテリーもち
バッテリー持ちは非常に優秀で、公称値では以下のようになっています。
- 通常使用時:最大14日間
- GPS継続使用時:最大32時間
私自身の使用環境では、1週間使用してバッテリー残量は18%という結果になりました。
なお、レビュー用の写真を撮影するために、画面を長時間点灯させた結果ですので、実際には、もっとバッテリーもちは良いです。
【テスト時の使用環境】
以下の条件で1週間使用しました
- 常時表示:オフ
- ワークアウト:毎日30分程度
- 通話:数分〜10分程度のBluetooth通話
- 通知機能:有効
- 健康管理系機能(心拍・血中酸素・睡眠・ストレスなど)すべて有効
- 特記事項:レビュー用の写真撮影のため、画面を約40分間連続点灯
これらの条件で約7日間使えたことを考えると、実用性の高いバッテリー性能といえるでしょう。

その他の細かな機能
- レディネス(身体の回復度をチェック)
- ワンタップで測定(健康データの一括測定)
- 天気
- Zeppコーチ
- マップ
- アクティビティ
- PAI
- 会員カード
- アラーム
- カレンダー
- 太陽と月
- コンパス
- 月経の履歴
- ストップウォッチ
- カウントダウン(タイマー)
- スマートフォンを探す
- To-Doリスト
- 音声メモ
- ポモドーロタイマー
- 心拍数プッシュ
- HRV
- Medditation
- Zepp Flow(AI音声アシスタント)
- 懐中電灯
Amazfit Bip 6は、これらの機能も利用できます。
補足
カウントダウン(タイマー)
以下の固定タイマーが用意されており、最大3つまで同時に起動可能です。
30秒/1分/3分/5分/10分/15分/30分/1時間
履歴は最大4件まで保存され、履歴からすぐに再実行することもできます。
また、タイマーはバックグラウンドでも動作します。
アラーム
設定可能な項目は以下のとおりです。
- 時刻の指定
- 繰り返し設定(一度だけ/毎日/カスタム → 曜日を選択可能)
さらに、通常のアラームとは別に「起床アラーム」という専用機能も搭載されています。
こちらでは、以下のような設定が可能です:
- 曜日
- 起床時刻
- 就寝時刻
スマートウォッチ単体で、日々の生活リズムを管理したい方には便利な機能です。

仕様
仕様
製品名 | Amazfit Bip 6 |
---|---|
ディスプレイ | 1.97インチ AMOLEDディスプレイ |
サイズ | 46.3 × 40.2 × 10.45mm |
解像度 | 390×450ピクセル 302 PPI |
最大輝度 | 2,000nit |
リフレッシュレート | 不明 |
重量 | 27.9g |
バッテリー容量 | 340mAh |
バッテリーもち | 通常使用(最大14日間) GPS継続使用モード(最大32時間) |
Bluetooth通話 | ◯ |
常時表示 | ◯ |
自動明るさ調整 | ◯ |
血中酸素レベルモニタリング | ◯ |
心拍数モニタリング | ◯ |
睡眠モニタリング | ◯ |
ストレスモニタリング | ◯ |
GPS | ◯ (GPS, GLONASS, Galileo, BDS, QZSS) |
ウォッチフェイス | 400以上 |
スポーツモード | 140以上 |
充電時間 | 2時間 |
搭載OS | Zepp OS 4.5 |
対応OS | Android 7.0以上 iOS 14.0以上 |
防水性能 | 5ATM |
アプリ | Zepp App |
発売日 | 2025年4月25日 |

使ってみて
良かったところ
実際に使ってみて、以下の点が特に魅力的に感じました。
ディスプレイ関連
- 画面サイズが大きく文字が見やすい
- ディスプレイが非常に明るく、屋外でも視認性が高い
- 常時表示にも対応し、常時表示用の文字盤も明るく実用的
機能性・操作性
- AI音声アシスタント「Zepp Flow」に対応しており、タイマーなどの機能を音声だけで利用できる
- オフラインマップに対応しているため、スマホなしでも現在地確認が可能
(事前にマップをダウンロードが必要) - 物理ボタンが2つありカスタマイズ可能。使用頻度の機能に簡単にアクセスできる。
快適性・使い勝手
- バッテリー持ちが非常に良く、1週間以上の連続使用も可能
- バンドの付け心地が良く、長時間の装着でもストレスを感じにくい
- 価格に対して機能が豊富で、コストパフォーマンスが非常に高い

残念なところ
通知について
- スマホとの接続が切れると通知内容がクリアされてしまう(※個体差の可能性あり)
この問題については、私が使用した個体の不具合である可能性が高いようです。現在、別の製品を提供していただく予定になっています。新しい製品が届き次第、再度動作確認を行う予定です。
なお、通知内容がクリアされてしまう現象は、iPhoneとペアリングしたときにのみ発生し、Google Pixel 7 では発生しませんでした。
文字盤について
- 文字盤の背景画像が1枚しか設定できない
お気に入りの画像を複数登録して切り替える、といった使い方はできません。
決済機能
- 電子決済に非対応
SuicaやPayPayなどの非接触決済機能には対応していません。
スマートウォッチで支払いも済ませたいという方には物足りなく感じるかもしれません。
気になったところ
基本的には快適に使えましたが、初期設定のままだと以下の点がやや気になりました。
画面の点灯速度
- 手首を持ち上げてから画面が点灯するまで、反応にやや時間がかかることがある(対処方法あり)
特に「時刻をすぐ確認したい」というシーンでは、反応の遅れが気になることもありました。
ただし、この点はスマートウォッチ本体の設定を調整することで改善できます。設定方法は以下の通りです。
設定 → ディスプレイ → 手首を持ち上げて情報を表示 → 反応速度 →[敏感]に変更
(※スマートウォッチ本体で行う)
この設定に変更することで、画面の点灯スピードが向上しました。
同じように気になった方は、ぜひ試してみてください。
まとめ
電子決済に対応していないなど、いくつかの注意点はありますが、この価格帯ではトップクラスの高機能スマートウォッチだと感じました。
ディスプレイの明るさや視認性、豊富な機能、長持ちするバッテリーなど、日常使いで満足できる要素がしっかり揃っています。
特に、iPhoneとの相性が良く、LINEの通話応答が可能な点(LINE着信時に発信者名が表示される点)は、他のブランドにはない大きな強みです。実際に使ってみて、価格以上の満足感が得られるスマートウォッチだと思います。
なお、「スマホとの接続が切れると通知がクリアされてしまう」という現象が確認されましたが、これは現在メーカー側のご厚意で別の製品を手配いただいており、再度検証予定です。
この点がクリアできれば、安心して全力で人に勧められる1台になると思います。
iPhoneユーザーで、コスパの良いスマートウォッチを探している方は、間違いなくチェックすべき製品です。
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22ミリ幅のクイックリリース式のバンドであれば交換可能。ただし、形状が特殊なバンドだと取り付けできないことも。
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クーポンコードの使い方
クーポンコード
Amazon で使用できる「5%OFFのクーポンコード」をメーカー様より提供いただきました。購入時にご利用いただければと思います。使用方法は、このあと解説します。
クーポンコード:AMBIP6PR09
対象商品: Amazfit Bip 6
有効期限:2025年4月25日(金)から 2025年5月25日(日)まで
→ Amazfit Bip 6
(リンク先はAmazonです)
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