※商品提供いただきレビューしています
2025年10月27日発売のSOUNDPEATS Air5 Pro+をしばらく使ってみました。
この記事では、実際の使い心地、音質、ノイズキャンセリングの効果、そしてマルチポイント接続の使い勝手まで、日常的な使用を想定して詳しくチェックしました。
お得情報(クーポンコード)
Amazon で使用できる割引クーポンをメーカーより提供いただきました。
クーポンコードの使い方は、記事下のクーポンコードの使い方で解説しています。
クーポンコード:AMETUKUSP10
割引率:10%オフ
対象商品:SOUNDPEATS Air5 Pro+
利用期間:2025年10月27日(月) 9:01 ~11月20日(木) 20:00
通常価格:15,380円
→ SOUNDPEATS Air5 Pro+
(リンク先はAmazonです)
※本クーポンコードは、Amazonのセール価格やクーポンと併用可能です。
概要
製品の特徴
SOUNDPEATS Air5 Pro+は、革新的なMEMSドライバーと最先端プラットフォームで、高解像度サウンドと高性能ANCを両立したワイヤレスイヤホンです。
主な特徴
1. 異次元の音を創るハイブリッドドライバー
- 超高解像度サウンド:xMEMSドライバー「Cowell」&専用Class-Hアンプ(XAA-2000)搭載
- 迫力の低音:10mmダイナミックドライバー
2. 高音質ワイヤレス体験
- Qualcomm最新プラットフォーム「S3 Sound Platform」搭載で低歪み・高S/N比を実現
- Hi-Res認証とSnapdragon Soundのダブル認証取得
- 対応コーデック:SBC/AAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless
- LE Audio対応
3. ブランド最高レベルのANC性能
- 最大55dBのノイズ低減
- AIアダプティブANC:装着状態を自動検知し、リアルタイムで最適化
4. その他の主要機能
- マルチポイント接続
- 60ms低遅延ゲームモード
基本スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| カラーバリエーション | ブラック(2025年10月27日時点) |
| 価格 | 15,380円(通常価格) |
| バッテリー持続時間 | 単体6時間、ケース込み30時間 (AAC 60%音量 通常モード時) |
| 充電時間 | 単体1時間、ケース2時間 |
| 急速充電 | 10分充電で2時間使用可能 |
| 重量 | 単体5g、ケース込み51.11g |
| 防水性能 | IPX5 |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth5.4 |
| 受賞履歴 | VGP2025 SUMMER 金賞 |
専用アプリについて
- 専用アプリ「PeatsAudio」
内容物

- イヤホン本体(ケース含む)
- 充電ケーブル
- 交換用イヤーチップ
- ユーザーガイド ほか
外観
まず、外観をチェックします。
ケースの質感
ケースは、指紋が目立ちにくいマットな質感。サラサラとした手触りで、日常使いでも汚れがつきにくい印象。写真では背面のSOUNDPEATSの文字が目立って見えますが、反射で目立っているだけで、実際には写真ほど目立ちません。


充電まわり
充電はケース下部のType-C端子で行います。
ワイヤレス充電器に乗せてみましたが反応しませんでした…。ワイヤレス充電は非対応のようです。ケース下部のボタンは、ペアリングモードへの切り替えや、本体リセット時に使用します。

イヤホン本体のデザイン
イヤホン本体は、光沢感のあるブラック。
SOUNDPEATSのロゴ部分がタッチセンサーになっていて、ここをタッチして音量操作などを行います。


重量
イヤホン単体の重さは約5g。
ケースとあわせた合計重量は約54gとなっています。


使ってみた
装着感
私の耳との相性が良くないなのか、付属のイヤーチップでは若干隙間ができてしまうようで完璧にフィットする感じではありませんでした。ただ、それでも多少激しい動きをしても落ちることはありませんでした。
通勤時の移動など、日常的な動作では落ちる心配は無さそうです。
長時間装着時
30〜40分ほど連続装着すると、耳の内側にやや圧迫感や違和感を感じ始めます。1時間程度であれば問題ありませんが、1時間30分を超えると痛みを感じました。あくまで個人的な感覚ですが、長時間の使用であれば、イヤーカフ型の方が好みです。
音質
SOUNDPEATS Air5 Pro+の音質をチェックしてみました。
主にノーマルモードで聴いた印象について触れます。
高音域
高音はクリアで抜けが良いです。ただ、少し強調されているようにも聞こえました。
特にイヤホンの装着が少し緩むと、カ行やサ行の音が少し耳に刺さるように感じました。フィットしているときは全く気になりませんが、装着感が緩んでくると高音が前に出やすくなる印象です。
中音域
ボーカルの存在感がしっかりと前に出ており、声の輪郭が明瞭に感じられます。
低音域
低音はしっかり聞こえ過度に主張することはありません。
ベースやドラムの輪郭はきちんと感じられますが、迫力は控えめ。
低音をしっかり感じたい人には物足りないかもしれませんが、全体を邪魔しない自然な音でバランスは良好です。
ノイズキャンセリング(ANC)使用時の変化
ノイズキャンセリングをオンにすると、低音の量感が増し、全体の厚みが感じられます。
よりバランスの取れたサウンドで個人的にはこちらの方が好みです。
ノイズキャンセリング & 外音取り込み
SOUNDPEATS Air5 Pro+は、アクティブノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込みの両方に対応しています。実際に両モードを切り替えながら、それぞれの聞こえ方をチェックしました。
ノイズキャンセリング(ANC)モード
完全な無音にはなりませんが、屋内ではエアコンの動作音や生活音がある程度抑えられます。
一方、交通量の多い場所や電車内では、音楽を再生していても外音はそこそこ入ってきます。最大55dBのノイズ低減が可能なようですが、正直そこまでノイズを消せているようには感じませんでした。
外音取り込みモード
外音取り込みモードに切り替えると、周囲の音がはっきりと聞こえます。
ただし、自然に聞こえるというよりは、実際に聞こえる音よりも大きめの音量になる印象です。
とはいえ、イヤホンをつけたまま会話をするなら、このモードが一番快適です。
操作性
SOUNDPEATS Air5 Pro+は、物理ボタンは搭載されておらず、すべての操作をタッチで行います。
対応している操作
- 音楽の再生操作(再生・一時停止・音量調整など)
- 通話の操作(応答・終了・拒否など)
- 音声アシスタントの起動
音楽の再生操作
| 操作内容 | 左(L) | 右(R) |
|---|---|---|
| 1回タップ | 音量ダウン | 音量アップ |
| 2回タップ | 再生/一時停止 | 再生/一時停止 |
| 長押し(約1.5秒) | モード切り替え(ノーマル ⇄ ノイキャン ⇄ 外音取り込み) | 曲送り |
通話の操作
通話関連の操作も一通りテストしました。
応答・終了・拒否など、基本的な動作はすべてタッチで完結します。
| 操作内容 | 左(L) | 右(R) |
|---|---|---|
| 着信中に2回タップ | 応答 | 応答 |
| 通話中に2回タップ | 通話終了 | 通話終了 |
| 着信中に長押し(約1.5秒) | 着信拒否 | 着信拒否 |
音声アシスタントの操作
| 操作内容 | 左(L) | 右(R) |
|---|---|---|
| 3回タップ | 音声アシスタント起動 | 音声アシスタント起動 |
通話時のマイク音質チェック
SOUNDPEATS Air5 Pro+で、通話時のマイク音質テストを行いました。
通話時のマイク音質
こちらは、SOUNDPEATS Air5 Pro+で通話した際の音声です。
(テスト環境:静かな部屋)
マルチポイント接続の挙動
SOUNDPEATS Air5 Pro+は、2台のデバイスを同時に接続できるマルチポイント接続に対応しています。
今回は、MacとiPhoneの2台とペアリングして、音楽再生の切り替え動作を確認しました。
音楽再生時の挙動
マルチポイント接続中は、別のデバイスで再生しても割り込み再生はされません。
たとえば、Macで音楽を聴いている状態でiPhoneで音楽を再生してもiPhoneの音は再生されません。そのままMac側から音が出続けます。切り替えたい場合は、再生中のデバイスで一時停止してからもう一方で再生を開始する必要があります。
設定のポイント
マルチポイント設定は、まず1台目(例:iPhone)と通常通りペアリングしたあと、
2台目(例:Mac)を追加接続するだけで完了します。
一度設定しておけば、次回からは自動的に両方へ接続されるため、再設定の手間はありません。
マルチポイントが有効な状態では、LDACは使用できません。
AndroidなどのLDAC対応端末でLDACを利用するには、専用アプリ「PeatsAudio」でマルチポイントをオフにする必要があります。
バッテリーもちテスト
公称値
メーカー公称値では、イヤホン単体で最大6時間、ケース込みで最大30時間(通常モード時)となっています。
実測値(ノイズキャンセリング ON)
ノイズキャンセリングをONにすると、バッテリー持ちは約3時間といった感じです。
| 経過時間 | バッテリー残量(%) |
|---|---|
| 開始時 | 100% |
| 約1時間後 | 70% |
| 約2時間後 | 30% |
| 約3時間後 | 10% |
実測値(ノイズキャンセリング OFF)
ノーマルモードで再生すると6時間くらいはバッテリーが持ちそうです。メーカーの公称値(イヤホン単体で6時間)と同じくらいになりそうです。
| 経過時間 | バッテリー残量(%) |
|---|---|
| 開始時 | 100% |
| 約1時間後 | 90% |
| 約2時間後 | 60% |
| 約3時間後 | 50% |
専用アプリ「PeatsAudio」
SOUNDPEATS Air5 Pro+は、専用アプリ PeatsAudio に対応しています。
アプリでは「各種機能のON/OFF切り替え」「EQ調整」や「サポート」などが利用できます。全体的に、アプリの構成はわかりやすく、主要な機能にすぐアクセスできます。
ホームタブ(基本設定)
左下の「ホーム」タブでは、イヤホンの基本的な設定をまとめて管理できます。

主な機能
- ノイズキャンセリング切替:ノイズキャンセリング/ノーマル/外音取り込みをワンタップで切替可能
- タッチ操作のカスタマイズ:曲送り・音量調整・音声アシスタント起動などを自由に割り当て可能
- ゲームモード/マルチポイント接続:遅延軽減モードや同時接続設定のオン・オフ
- その他の設定:画面右上のボタンから「イヤホンを探す」「ファームウェア更新」「リセット」などが利用可能
EQ設定
中央の「EQ」タブでは、音質を自分好みにチューニングできます。

EQ設定は以下の3種類から選択可能です。
- EQテスト:聴力テストで個人に合わせたEQを自動生成
- プリセット:ポップ・ロック・低音ブーストなど12種類から選択可能
- カスタマイズ:各周波数帯を手動で細かく調整可能
サポート・その他
右下のタブでは、サポート関連の情報を確認できます。

主な項目
- 問い合わせ・取扱説明書の閲覧
- アプリのバージョン情報確認
- アカウント設定の管理
まとめ
良かったところ
- 強力ではないもののノイズキャンセリングが実用的で、外出時の環境音を軽減できる
- マルチポイント接続対応で、複数デバイス間の替えがスムーズ
- 専用アプリが使いやすく、EQ設定やタッチ操作のカスタマイズが細かく行える
- iPhoneとMacでレビューしたため、あまり触れませんでしたが対応コーデックが豊富です
気になったところ
- タッチ操作時に「ピッ」といった操作音がなく、切り替えタイミングが分かりづらい
- ノイズキャンセリングON時のバッテリー持ちは約3時間前後
- 外音取り込みモードでは風切り音が入りやすく、屋外では少し気になる
どんな人におすすめか
- 通勤・通学などでノイズキャンセリング機能を利用したい人
- ノイズキャンセリング機能に加え音質を重視する人
- 複数デバイスを使い分けるユーザー(iPhone+Macなど)
- EQ調整など、自分好みにカスタマイズして使いたい人
クーポンコードの使い方
購入手順
記事投稿時点(2025年10月27日)では、ブラックのみ。

本クーポンコードは、Amazonのセール価格やクーポンと併用可能だそうですので、クーポンが利用できる場合は忘れずにチェックを入れておきます。
なおクーポンは、商品価格が表示されている少し下あたりに表示されていることが多いです。(Amazonアプリで操作している場合の話)



お支払い方法の欄に「ギフトカード、商品券、プロモーションコードを使用する」というリンクがあるのでタップします。

クーポンコード:AMETUKUSP10
上記のクーポンコードを貼り付けて[適用]ボタンをタップ


クーポンが適用されて割引額(10%OFFの価格)が表示されればOKです。

あとは、発送方法などを指定して【注文を確定】すれば完了です。
補足
手動でペアリングするには?
充電ケースのLEDが白く点滅するまで、充電ケースのボタンを約2秒間長押しします。
リセットするには?
次の手順で操作します。両方のイヤホンを充電ケースに戻し、充電ケースの蓋を開けた状態でLEDが赤く点滅するまで充電ケースのボタンを約10秒間長押しします。これでリセットは完了です。すでに接続を行っていた場合は、Bluetoothの設定でペアリング情報を削除します。

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