今回は、2025年8月21日に発売された「EarFun Air Pro 4i」をレビューします。
この記事では、EarFun Air Pro 4i の強化されたノイズキャンセリング性能に加え、装着感や音質、操作性などを詳しくチェックします。また、良い点だけでなく、気になった部分も正直にお伝えします。
1万円以下のコスパの良いノイズキャンセリングイヤホンを検討している方の参考になれば幸いです。
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【対象商品】EarFun Air Pro 4i
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今回レビューする商品

概要
EarFun Air Pro 4iは「ノイズキャンセリング性能に特化したモデル」で、日常に溢れる様々な騒音をしっかりと遮断。人気モデルの EarFun Air Pro 4 と比べると中低音域のノイズ除去機能が大幅に強化され、より静かで快適なリスニング環境を実現しています。
主な特長
- 強化されたノイズキャンセリング: 中低音域のノイズを効果的に低減
- 快適な装着感: 本体は耳に自然にフィットする楕円形デザイン + 二重硬度シリコンイヤーピース
- 高音質対応: LDAC対応で繊細な音のニュアンスまで再現
- AI適応型ANC: 環境に合わせて自動最適化
- 便利機能: マルチポイント接続、低遅延ゲームモード対応
- 長時間再生: イヤホン本体で最大9.5時間/ケース併用で最大40時間
主な仕様
EarFun Air Pro 4i | EarFun Air Pro 4 | |
---|---|---|
ドライバー | 11mmチタンコーティング複合ダイナミック・ドライバー | 10mm径の高品質ダイナミックドライバー |
Hi-Res Audio認証 | ○ | ○ |
ノイズキャンセリング | QuietSmart™ハイブリッドANC (特に中低周波ノイズを強力低減) | QuietSmart™ハイブリッドANC |
Bluetoothバージョン | 業界最高レベル Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.4 |
防水規格 | IP55 | IPX5 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC | aptX Lossless / aptX Adaptive / LDAC / SBC / AAC |
3Dオーディオ | ○ | × |
通話 | 6 Mic AI通話 | 6 Mic CVC通話 |
Google Fast Pair対応 | ○ | ○ |
アプリでカスタマイズ | ○ | ○ |
再生時間(イヤホン単体) | 最大9.5時間 | 最大11時間 |
ゲームモード | ○ (50ms以下の超低遅延) | ○ |
ワイヤレス充電 | ○ | ○ |
価格 | ¥7,990 | ¥9,990 |

内容物

- イヤホン本体(ケース含む)
- 充電ケーブル
- イヤーピース
- ユーザーマニュアル(日本語対応)など
外観(ケース/イヤホン/重量)
充電ケースはサラサラとした質感で指紋が付きにくく、清潔感を保ちやすい仕上がりです。

有線充電(USB-C)に加え、ワイヤレス充電にも対応しており、使い勝手は良好です。



イヤホン本体は側面がつや消し、内側が光沢仕上げとメリハリのあるデザイン。操作は全てタッチ操作で行います。


重量は、イヤホン単体5g、ケース込みでも54gと持ち運びに負担がありません。


使ってみた!
装着感
装着感は良好です。
1時間の連続使用でも耳が痛くなることはなく、耳にしっかりフィットします。
フィット感のテストとして50m程度小走りしてみましたが、ズレることなく安定した装着感です。動きのあるシーンでも安心して使用できます。
音質
音質は全体的にバランスが良く、低音がやや強めながらも弦楽器やボーカルが埋もれることなくクリアに聞こえます。LDACにより、ワイヤレスでも繊細な音のニュアンスまで楽しめます。
(ちなみに、iPhone・MacはLDAC非対応)
ノイズキャンセリング/外音取り込み
ノイズキャンセリングモードについては、以下の4種類から選べるようになっています。個人的には、電車内などのアナウンスが聞き取りやすい「AI適用型」が使いやすく感じました。

電車内でのノイキャン効果
4種類あるノイズキャンセリングモードのうち「AI適用型ANCモード」を使用すると次のようになります。
音楽停止中:走行音はある程度入ってくる
音楽再生中:音量をそれほど上げなくても走行音はほぼ気にならない
社内のアナウンス:ノイキャンを有効にしていても、しっかり聞き取れる(安全面で重要)
※ディープANC使用時でも、音楽を停止していれば電車の走行音は入ってきます。社内のアナウンスも聞こえますが、AI適用型ANCと比べると声がこもって聞こえます。入ってくる音量は同じような感じです。
外音取り込みモードでは周囲の音が自然に入ってきますが、自分の声はこもり気味に聞こえます。会話は可能ですが、装着したまま長時間話すには少し不自然さが残る印象です。

操作性
誤動作が少なく、使い勝手は良いです。
なお、初期設定では、次のような操作が可能です。
音楽再生
タップ回数 | 左 | 右 |
---|---|---|
1回 | ボリュームダウン | ボリュームアップ |
2回 | 再生/一時停止 | 再生/一時停止 |
3回 | 前の曲 | 次の曲 |
ノイズキャンセリング
タップ回数 | 左 | 右 |
---|---|---|
2秒長押し | モード切り替え (ノーマル/ノイズキャンセルング/外音取り込み) | 音声アシスタント |
通話
タップ回数 | 左 | 右 |
---|---|---|
2回 | 通話の応答 / 終了 | 通話の応答 / 終了 |
3回 | 2つの通話に応答・転送 | 2つの通話に応答・転送 |
2秒長押し | 通話の拒否 | 通話の拒否 |
※シアターモード&ゲームモード:これらはアプリで有効にします。 |
初期設定の動作は上のとおりですが、アプリを利用すれば左右それぞれ操作をカスタマイズできます。

通話時の音質
マイク性能の確認用に、実際の音声サンプルを用意しました。
通話時の音声
以下の音声は、通話相手のスマホのスピーカーから出た音声を外部レコーダーで録音したものです。通話するには充分だと思います。
※編集は音量調整のみ。屋内の静かな環境で通話しています。
マルチポイント接続(iPhone & Mac で動作確認)
EarFun Air Pro 4i はマルチポイント接続に対応しているので、2台のデバイス間をスムーズに切り替えることができます。
マルチポイント接続時の動作
マルチポイント接続時は、次のような動作になります。
- 先に再生したデバイスが優先される
- もう一方で再生するには、再生中のデバイスで再生を停止する必要がある
実際にiPhoneとMacで操作すると次のようになりました。
- iPhoneで音楽再生中にMacで動画再生
→ イヤホンではiPhoneの音楽が再生され続ける - Macで動画再生中にiPhoneで音楽再生
→ イヤホンではMacの動画が再生され続ける
別のデバイスで再生するには、一旦再生を停止する必要があります。
マルチポイント接続の設定方法
次の手順で操作するとマルチポイント接続ができます。
ここでは iPhoneとMacを例にしていますが、他のデバイスでも同じような手順で設定できるはずです。
1台目のデバイス(今回はiPhoneを例にしています)
- ケースからイヤホンを取り出す
- 自動的にペアリングモードになるので、
- iPhoneの設定アプリを起動して
- Bluetoothをタップ
- Bluetoothを有効にして
- 画面下に表示されるイヤホン名をタップ
- 接続済みになれば完了
2台目との接続(今回はMacを例にしています)
- イヤホンをケースに戻す
- ケースのLEDが緑色に点滅するまで長押し(約3秒)
- Macの設定アプリを起動して
- Bluetoothをクリック
- Bluetoothを有効にして
- 画面下に表示されるイヤホン名にカーソルをのせる
- 【接続】ボタンをクリック
- 接続が完了して「自分のデバイス」の一覧に表示さればOK
- 1台目と手動で接続する
(iPhoneのBluetoothの設定でイヤホン名をタップする)
バッテリーもち:公称値に近い実用的な性能
イヤホン単体で連続再生したところ、6時間で100%→10%という結果でした。公称値(最大9.5時間)には届かなそうですが、日常使いには十分な性能です。ちなみに、ケースを併用すると最大40時間使用できるそうです。
実測結果(ノイキャン「AI適応型ANC」モード)
経過時間 | 充電残量 |
---|---|
0時間 | 100% |
1時間 | 100% |
2時間 | 70% |
3時間 | 50% |
4時間 | 30% |
5時間 | 20% |
6時間 | 10% |
なお、急速充電に対応していて、10分の充電で2時間の再生が可能となっています。
専用アプリ「EarFun Audio」
専用アプリ「EarFun Audio」を使うと、イヤホンの詳細設定が行えます(左)。
また、ホワイトノイズの再生(中央)やアカウントの管理(右)といった操作も可能です。

イヤホンの設定では、ノイズキャンセリングの切り替え、各種機能のオン・オフ、タッチ操作のカスタマイズまで可能です。その他にもアクセシビリティに関する設定、製品チュートリアルといったメニューも用意されています。

まとめ
良い点
- 価格を考慮すると非常に高いコストパフォーマンス
- 実用的なノイズキャンセリング性能
- バランスの取れた音質
- 快適な装着感
- ワイヤレス充電対応
- マルチポイント対応
気になる点
- 外音取り込み時の自分の声のこもり
- 公称バッテリー時間にやや届かない実測値
こんな人におすすめ
- 通勤・通学でノイズキャンセリングを活用したい人
- 1万円以下で高機能なイヤホンを探している人
- iPhoneとMacの両方で使いたい人
- ワイヤレス充電を重視する人
- 軽量で快適な装着感を求める人
結論
価格を考慮すると、非常に満足度の高いモデルです。完璧ではありませんが、この価格帯では十分すぎる性能を提供していて、「安心して選べるイヤホン」だと感じます。

クーポンコードの使い方
購入手順
記事投稿時点(2025年9月9日)では、ブラック・ホワイトの2色が用意されていました。

もし、商品ページ内にクーポンが表示されていたら併用できるかもしれないので、タップしてチェックを入れて下さい。なおクーポンは、商品価格が表示されている少し下あたりに表示されていることが多いです。(Amazonアプリで操作している場合の話)



お支払い方法の欄に「ギフトカード、商品券、プロモーションコードを使用する」というリンクがあるのでタップします。

クーポンコード:EFAPFIPY
上記のクーポンコードを貼り付けて[適用]ボタンをタップ


クーポンが適用されて割引額が表示されればOKです。
なお、セール時と通常時では割引率が変わるようです(クーポン使用時、最大25%OFF)

あとは、発送方法などを指定して【注文を確定】すれば完了です。
FAQ
- 手動でペアリングモードにするには?
-
イヤホンをケースに入れた状態で、LEDが緑色に点滅するまで、ケース内側のボタンを3秒ほど長押しします。
- リセット方法は?
-
まずイヤホンをケースにしまいます。その後、LEDが黄色に点滅するまでボタンを10秒以上し続けます。これでリセットが完了します。なおリセット後、以前接続していたデバイスでペアリング情報を削除します。
- iPhoneはLDACに対応していますか?
-
iPhone含むiOSデバイスはLDACには対応していません。AACコーデックでの接続となります。

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