タイトルのとおり、PUBG用に「SteelSeries Arctis 5」というゲーミングヘッドセットを購入しましたので簡単にレビューしたいと思います。
開封
「ケーブル類」が同梱されています。写真左側から、USB チャットミックスダイヤル/メインケーブル/3.5mmの4極プラグです。写真中央の「メインケーブル」はヘッドセット本体に接続し、左側の「USB チャットミックスダイヤル」と、右側の「3.5mmの4極プラグ」は接続先ごとに使い分けます。PCに接続するときは「USB チャットミックスダイヤル」を使用し、スマホに接続するときは「3.5mmの4極プラグ」を利用します。
それでは「メインケーブル」を本体に差し込みます。シールが付いている方が本体側。
そして、もう一方は接続先にあわせて付け替えます。今回はPCと接続するので「USB チャットミックスダイヤル」と接続しています。ちなみに、「USB チャットミックスダイヤル」を使用するとボイスチャットとゲーム音の音量バランスの調整が可能。
あとは、PCと接続するだけ。これですぐに利用することができます。楽ちん!
ちなみに、ヘッドセット本体で「音量調整」と「マイクのミュート」の二つの操作が可能。
マイクのミュート時には、マイクについているLEDが赤く点灯するので分かりやすいです。
(下の画像はミュートになっていないのでLEDは点灯していません)
SteelSeries Engineのインストール
PCと接続すれば、すぐにヘッドセットを利用できます。ただ、このままでは細かな設定ができません。そこで、SteelSeries Engineというソフトをインストールして細かな設定ができるようにしたいと思います。
まず、SteelSeries Engine(https://jp.steelseries.com/engine)のページを表示して、利用しているOSに対応したものをダウンロードします。僕の場合はWindowsで利用するので[Windows]の方をクリックします。
続けて、保存先を指定しインストールする為のファイルを保存します。
ダウンロードが完了したら保存したファイルをダブルクリックします。
このような画面が表示されますので、日本語を選び[OK]をクリック。
これで、インストールが開始されますので終了するまで待ちます。
インストールが完了すると、このような画面が表示されますので[完了]をクリック。
すると、インストールした SteelSeries Engine が自動的に起動します。
「STEELSERIES ENGINE に対応したデバイスと接続してください」と表示されますので、ヘッドセット本体をPCと接続します。
これで「ARCTIS 5」が表示されます。今回、僕がインストールしたタイミングでは「重要な更新」というものが2つ表示されましたので、それぞれインストールしました。インストールする時期によっては表示される内容が異なると思います。
一応、更新方法も書いておきますが、手順が正しいかは分かりません。実際に試す場合は、自己責任でお願いします。
上の画像の「重要な更新(ファームウェアをインストール)」をクリックすると、このような画面が表示されますので[開始]をクリック。
これで、ファームウェアの更新がはじまりますので終わるまで待ちます。
ファームウェアの更新が完了すると、このような画面が表示されます。画面に表示されている説明が分かりづらいのですが、とりあえず[閉じる]をクリックしてこの画面を閉じてからヘッドセット(USB)を引き抜きます。
すると、「接続されていません」と表示されますので、再度、ヘッドセット(USB)を接続します。これが正しい手順なのかは不明ですが、一応これで合っていると思います。
これで「重要な更新」が残りひとつになったので、こちらもクリックしてインストールします。
上の画像の「重要な更新」をクリックすると、このような画面が表示されますので内容を確認して[終了]ボタンをクリックします。(また再接続が必要みたいですね・・・)
「再接続が必要」と書いてあったので、ここで、もう一度ヘッドセットを引き抜き、下の画像のように表示されたのを確認して
一応、この手順でインストールしました。今のところ問題なく利用できています。
Arctis 5の設定
SteelSeries Engineのインストールができたので、Arctis 5の設定をしたいと思います。
すると、設定画面が表示され、ここで細かな調整を行うことが出来ます。
各設定を適当にイジってみて、どのような変化があるのかを確認しながら自分に合うように変更しました。YouTubeで実況のない動画(ゲーム音だけの動画)を見ながら設定をいじると変化が分かりやすいかもしれません。
マイクテスト
設定を終えて、さっそくArctis 5 で PUBG をプレイしてみました。音声はArctis 5のマイクで録音しています。よかったら参考にしてください。
Arctis 5 ではじめてプレイした動画です。マイクのテストなのでプレイが下手なのは許してください。
(録音時の声の大きさは独り言を言っているレベルの音量のため音が小さくなってしまいました)
Arctis 7 のマイクテストも行いましたので、よかったら以下の記事も参考にしてください。
→ 【レビュー】PUBG用に「SteelSeries Arctis 7」を購入!
使ってみて
とにかく、装着感が良い!ギュッと締め付けられる事がなくフワッと優しく押さえてくれる感じがたまらなく良い!この装着感ならずっと付けてられます。
以前購入したロジクールの「G430」は、1時間くらいプレイすると少し頭がいたくなりましたが、「Arctis 5」は2時間ぶっ続けでプレイしてもまったく痛くならない。おそらく3時間くらい遊んでも平気なんじゃないかと思います。本当に着け心地が良いヘッドセットです。
着け心地に関してさらに言うと、メガネを付けてプレイしても問題なかったです。普段あまりメガネは使わないのですが、試しにつけてプレイしましたが快適でした。イヤークッションの柔らかさが効いているんだと思います。
ゲーム実況用に購入したのでマイクについても書いておきます。ヘッドセットのマイクについて詳しいわけではないですが、個人的には満足です。小さいな声で話している音声もしっかりと入っていたので充分だと思います。
(録画した音声を編集時に上げているので、配信で使用した場合にも同じように充分な音量になるかは不明です)
あと、マイクに関しては「マイク・サイドトーン」という機能がとても便利でした。この機能を利用すると、自分が話している声がヘッドホンから聞こえるようになる為、違和感なく話すことが出来きます。なお、聞こえてくる自分の声の音量は調整することもできますし、完全に無効にすること可能です。
最後に音質に関してですが、正直、最初はあまり良くないと感じました。というのも、PUBGをプレイするために購入したのですが、足音を聞きやすい音量に調整すると銃声(とくに近距離の銃声)が大きくなってしまい、逆に銃声を聞きやすい音量にしぼると足音が聞こえにくくなるという状態に。正直、この買い物は失敗したなと思いましたね・・・。
ところが、数日使用したあたりから音が変わったように感じました。これがエージングというものなのかは分かりませんが、足音も銃声もバランスよく聞こえるようになりました。途中、イコライザーの設定も変更したので、そこら辺も関係しているかもしれません。PUBG目的で購入する場合は、他のレビューも確認したほうが良いかもしれません。最初は聞きづらいと感じたモノが、今では何の問題もなく快適に利用できているのが本当に不思議・・・。何で感じ方が変わったのか、さっぱり分かりません。
購入を検討されている方が悩むような内容になってしまったかもしれませんが、個人的には Arctis 5 は購入して正解でした。めちゃくちゃ気に入ってます。購入してからこのレビュー記事を書くまで約1カ月ちょっと使用しましたが、気に入りすぎて、なんと先日 Arctis 7 を購入してしまいました!Arctis 7は無線で使用できるのでさらに快適になるんじゃないかと期待しています。こちらも、ある程度使いこんだらレビューしたいと思います!
今回購入した Arctis 5 は 2017年に購入したモノですが、最新モデルが販売されているので、そちらの商品のリンクを載せておきます。

【国内正規品】密閉型 ゲーミングヘッドセット SteelSeries Arctis 5 Black (2019 Edition) 61504
- 発売日: 2019/01/23
- メディア: CD-ROM

【国内正規品】密閉型 ゲーミングヘッドセット SteelSeries Arctis 5 White (2019 Edition) 61507 ホワイト
- 発売日: 2019/01/23
- メディア: 付属品
以上、SteelSeries Arctis 5のレビューでした!
【追記: 2017/10/11】
SteelSeries Arctis 7 のレビュー記事を書きましたので、よかったら参考にしてください。
→ 【レビュー】PUBG用に「SteelSeries Arctis 7」を購入!
コメント
コメント一覧 (2件)
このヘッドセットを買おうと思っているのですが、ソフトウェアによるサラウンドってどういうことですか?DTS Headphone:Xっていうのを使うっぽいのですが。
あとそれによって聞こえる周りの音は結構いい感じですか?
「DTS Headphone:X」は検索すると詳しく解説しているページが見つかると思います。専門の知識をもった方の解説でご確認ください。以下のページが参考になるかもしれません。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/keyword/1041651.html
ちなみに、ど素人の私の理解では、左右2種類(2ch)の音しか出せないヘッドフォンで疑似的に前後など(右前方や右後方など)の音を再現するための仕組みと理解しています。一応、参考になりそうなページにリンクしておきます。
https://allabout.co.jp/gm/gc/384139/2/
現時点では「DTS Headphone:X」でのバーチャルサラウンドはあまり良く感じません。「DTS Headphone:X」を利用することで音の広がりは感じられますが、音が広がりすぎて音のしている方向がつかみにくくなります。なので、私は「DTS Headphone:X」をオフにしてステレオで使用しています。この方が銃声や足音のしている方向は分かりやすく感じます。
(前と後ろの区別が難しいことがありますが、おそらくどのヘッドセットでも同じように前後の区別が難しく感じることがあると思います)
あと、間違っていたら申し訳ないですが、確かPUBGは7.1chに対応していなかったと思います。今後、PUBGが7.1chに対応したら「DTS Headphone:X」での聞きやすさというのは変わってくるのかもしれません。