【レビュー】iPhoneの動画撮影用ワイヤレスマイク「Smart Mike」がめっちゃ便利!!

iPhoneで動画を撮影するときに便利な「Smart Mike」というワイヤレスマイクを購入したので開封とレビューをしたいと思います。

Smart Mike って何?

タイトルにも書いてありますが、iPhoneで動画撮影するときに利用できるワイヤレスマイクです。

ただし、動画を撮影するには専用のアプリが必要になるので注意してください。「iPhone標準のカメラアプリ」や「その他の動画撮影用アプリ」などでは、このマイクを動画撮影用のワイヤレスマイクとして利用する事ができません。
(Smart Mike単体でICレコーダーとして利用する事は可能)

専用のアプリはこちら。

Smart Mike

Smart Mike

  • Smart Wave (Beijing) Technology Co., Ltd.
  • 写真/ビデオ
  • 無料

何ができるの?

Smart Mike で何が出来るのがざっくり書き出すと以下になります。

専用アプリと組み合わせて出来る事

  • Smart Mike を動画撮影用のワイヤレスマイクとして利用する事が可能
  • 遠隔操作(Smart Mike 本体側で撮影開始と停止)
  • ノイズキャンセル
  • 録音音量の設定(Auto/1/2/3)
  • ICレコーダー機能

Smart Mike 単体で出来る事

  • ICレコーダー機能

個人的には Smart Mike 単体で録音できる事がとても嬉しい。これが出来るのと出来ないのでは大きな違いがあると思います。ただ、Smart Mike 単体で録音した場合はPCでデータを取り出す必要があるのでノイズキャンセルされていないデータになります。
(Smart Mike 単体で録音したデータは専用アプリでも読み込めないので取り出すにはPCが必須)

ちなみに、マイクはBluetooth接続で20mまで離れても同期できるんだとか。他にも、細かな機能や仕様あると思いますので検索して調べてみてください。

開封

それでは、開封していきます!!

パッケージはこのような感じです。

「使う前に充電するように」という事と、「アプリ上で充電状況を確認するように」ということが書かれています。

中身は本体と、

取扱説明書/充電ケーブの3点。

本体には2つのマイクと電源ボタン/micro USB端子/LEDがあります。
(専用のアプリで「モノラル」「ステレオ」の選択ができます)

裏には取り外しが可能なクリップが付いています。

一応、注意書きにあったとおり最初に充電しておきました。
(充電が完了するとLEDが緑色に点灯)

アプリのインストール

Smart Mike は単体でICレコーダーとして利用することも可能ですが、動画撮影用のワイヤレスマイクとして使用するには専用のアプリが必要になるので、以下のアプリをダウンロードします。

Smart Mike

Smart Mike

  • Smart Wave (Beijing) Technology Co., Ltd.
  • 写真/ビデオ
  • 無料

ちなみに、パッケージや取扱説明書のQRコードからもアプリをダウンロードできます。

Smart Mike の使い方(ペアリング)

はじめて Smart Mike を使用する場合はペアリングを行う必要がありますので、その手順をみていきます。

まず、本体のボタンを長押しして電源を入れます。

電源が入るとLEDが点灯します。

アプリを起動して[撮影]タブをタップすると、近くにある Smart Mike が表示されるので選択して[OK]ボタンを押します。

あとは、表示に従ってペアリングしていきます。
(再起動するとペアリングできなかったので、再起動せずにペアリングモードへの切り替えから行いました)

電源ボタンを2回押してペアリングモードにします。
(ペアリングモードになると、LEDが赤と青に交互に点滅します。下の画像はペアリングモードにする前の状態です。)

ペアリングモードになった事が確認できたら[OK]を押します。確認画面が表示されますので、そのまま[はい]を押します。

問題がなければペアリングが完了してアプリのカメラが起動します。
(画面左上に表示されているバッテリーマークが Smart Mike のバッテリー残量)

一度ペアリングが完了すれば、2回目以降は Smart Mike本体の電源を入れて[撮影]ボタンを押すだけでカメラが起動して上の画像のような画面が表示されます。

Smart Mike の使い方(撮影)

ペアリングが完了してカメラが起動できたら、あとは撮影ボタンを押すだけ。

カウンドダウンがはじまり撮影が開始されます。
(初期状態では撮影中 Smart Mike の LED が赤く点滅しますが、アプリの設定でOFFにすることが出来ます。OFFにすれば撮影中 LED が光らなくなります。気の利く設定ですわぁ。)

撮影が終わったら停止ボタンで停止します。

Smart Mike の使い方(音声の読み込み)

動画の撮影が完了したら、Smart Mikeで録音した音声をアプリに読み込みます。

[編集]→[元データ]と順にタップすると、アプリで撮影した動画の一覧が表示されるので音声を同期したい動画を選択します。

動画を選択すると、下の画像のような画面が表示されるので書いてある手順通りに操作をして Smart Mike で録音したデータをアプリ内に読み込みます。一応、書いてある内容を説明すると「設定アプリを起動し、WiFiの設定で Smart Mike と接続してから再度この画面に戻って来て下さい」という事が書かれています。画面に表示されている[OK]ボタンを押せば自動的に設定アプリが起動します。

設定アプリが起動したら[Wi-Fi]をタップして指定されたWi-Fi(Smart Mike)に接続します。

接続できたら画面左上の[Smart Mike]をタップしてアプリの画面に戻ります。
(画面左上に Smart Mike が表示されていない場合は、ホーム画面に戻って Smart Mike アプリの起動して下さい)

Smart Mike のアプリに戻ると自動的に音声の取得(Smart Mike本体で録音したデータを取得)がはじまるので完了するまで待ちます。音声の取得が完了すると「音声データ取得完了」と表示されます。

これで、Smart Mike で録音した音声が利用できるようになります。それでは、音声データを読み込んだ動画を選択します。

画面が切り替わり編集画面が表示されます。[音源選択]の項目では「iPhoneで撮影した動画の音声」と「Smart Mike で録音した音声」をどの割合で利用するかを選択できます。Smart Mikeで録音した音声だけで動画を作成したい場合はSmart Mikeを100%にしてiPhoneを0%にします。iPhoneで撮った音も入れたい場合は Smart Mike 50% で iPhone 50% など好みの割合にセットします。

音源選択が終わったら次は画質を指定します。綺麗な動画を作成したい場合は「オリジナル」を選択。動画のサイズを小さくしたい場合は「圧縮」を選択します。すべての設定ができたら[合成]をタップ。

すると「合成中」と表示され、指定した設定の動画が生成されます。再生ボタンを押すと生成された動画を確認できます。

確認して問題なければ[保存]ボタンで保存します。

保存した動画は写真アプリに保存されます。同じ動画がありますが、古い方がアプリで撮影した元の動画で新しい方が音声を合成した動画になります。

手順が複雑そうに見えるかもしれませんが、3回くらい動画を撮れば感覚的に理解できると思います。難しく感じるのははじめの数回だけで、実際には簡単でした。

実際に使ってみて

今まで iPhone用のマイクをいくつか購入して利用していますが、すべてiPhoneと直接接続するタイプのものだったのでワイヤレスマイクを使うのは今回が初めて。

実際に使ってみてどうだったかと言うと、取りまわしがめっちゃ楽になりました。ケーブルが無くなるだけで快適さがまったく違いますね。ケーブルに引っかかる事も無いですし、ピンマイク(ラベリアマイク)として利用できるので一定の音量で撮れるのが良いです。話している声が突然大きくなったり、突然小さくなったりといった事がなくなりました。

有線タイプの高価なマイクと比べると音質は劣ると思いますが、音が悪いというわけではないです。アプリで撮影した動画をSmart Mike 100% にして書き出した動画は、「サー」というノイズ(ホワイトノイズ)は入っていないように感じました。音量を上げればノイズが確認できると思いますが、普段動画を見るときに聞いている音量であればノイズ(ホワイトノイズ)はまったく気にならないレベル。というかまったく聞こえませんでした。個人的には満足しています!

唯一残念だったのは、専用アプリで動画撮影時にズームが出来なかったこと。今後 アプリのアップデートでズームができるようになったら Smart Mike 最強だと思います。

私の利用方法では問題にはならないのですが、動画を書き出すときに 「iPhone で録った音」と 「Smart Mike で録った音」をミックスしたい場合には注意が必要です。

この記事を投稿している時点では、「iPhone で録った音」と 「Smart Mike で録った音」を混ぜて動画を書き出すと、なぜか音ズレが発生します。一応、動画を書き出す前にアプリ内で音ズレを修正する事も可能ですが手動で修正する必要があるので少し面倒に感じると思います。下の画像のように保存する前に画面上の編集ボタンを押す事で音ズレを修正することができます。[ー]と[+]ボタンで赤い波形の方を前後に動かして修正します。
(記事投稿時点では音をミックスすると音ズレしますが、今後アプリのアップデートで音ズレが無くなっているかもしれません)

私は「Smart Mike で録った音」を100%で書き出しているので、今のところ上の問題は影響していません。はっきり言って Smart Mike めっちゃ気に入ってます!!

今後、こういった iPhone用のワイヤレスマイクがたくさん出てくると嬉しいなぁ。

Smart Mike2 も期待してます!!外部マイクが接続できるようになったら嬉しいけど、さすがに無理かなぁ…。

今回購入した Smart Mike はこちらです。
(リンク先 Amazon)

【追記: 2020/04/29】
販売が終了していると思われるので商品のリンクを削除しました。

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この記事を書いた人

最近、コスパの良いスマートバンドにハマっている、ガジェット好きブロガーです。Twitterでも情報発信しています。ブログの更新情報が届きますので、ぜひフォローお願いします。

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